エリオット波動とは? 為替・金融FX用語解説
よく聞く言葉、「エリオット波動」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。
「エリオット波動」は波動論とかいわれますね。
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この記事の目次
エリオット波動の基本的な意味
作ったのは、ラルフ・ネルソン・エリオットさん。元会計士でダウ理論が好きだったのだそうです。ダウ理論とは
エリオットさんが亡くなってしばらくの間は、エリオット波動論は忘れ去られていたらしいですが、2000年をすぎて注目されはじめたということです。
このエリオット波動も、株式市場のために考えられたものですけど、FXでもみんな使ってますね。
ざっくりいうと、こうです。
英語では、Elliott Waveといいます。
参考文献「日本テクニカル分析大全」
エリオット波動とは
考えの元になっているのは「人間の感情の起伏には一定のリズムがある」ということです。
う~ん、そうかも。
エリオット波動でいう「波」は、1、2、3、4、5、A、B、C、の8つです。
第1波(読み方は、だいいっぱ)とか数えていって、上昇は第5波までありますよ、って決まってます。
その後、トレンドは下降になって、その波は、A波からC波までありますよ、って決まってます。
エリオット波動の解説本では、下降トレンドじゃなくて「弱気相場」ってなってます。
エリオット波動の波って、どこ?山いっこぶん?
エリオット波動をはじめて知った時にわけわかんなかったのが「どれが波?」ってことです。
昔から使っていたおじさんたちは、当たり前のように「波」って呼んでいるだろうけど、初心者には意味不明ですよ。
「波」っていうくらいだから、山の形のいっこぶんを「1波」って数えるのかなって不思議だったんです。
が、
ライン1本を「1波」って数えるんですね……。念のため。
強気相場のエリオット波動
強気相場のエリオット波動の特徴
・一番長いのは、たいてい第3波だよ
・第5波が完成すると、強気相場(上昇トレンド)が終わるよ
・この次は、弱気相場だよ
です。
弱気相場のエリオット波動
・弱気相場は、A波~C波までだよ
・C波が完成すると、弱気相場(下落トレンド)が終わるよ
・この次は、強気相場だよ
というわけで、だいたいの意味でした。
でもチャートって実際はこんな簡単じゃないです。とちゅうだとか、終わったと思ったところでレンジ相場が長く続いたりしますよね。
(エリオットさんはそんなとき用の理論も書いてはいます。よくいうトライアングルとかの形についても説明しています。でも難しいです)
エリオット波動の細かい名前と細かい意味
第1波とかは、それぞれ上がったり下がったりするので、細かい名前がついています。
意味もざっくり書いておきますね(‘ω’)ノ
強気相場のエリオット波動の細かい名前と意味(市場心理)
強気相場の波は5個です。
名前 | 細かい名前 | 意味 |
第1波 | 衝撃波(impulse waves) | 気の早いトレーダーの資金が入っている |
第2波 | 修正波(corrective waves) | 弱気だったトレーダーの資金が入ってくる |
第3波 | 衝撃波(impulse waves) | 強気がハッキリして、すべてのトレーダーの資金が入ってくる。一番長いといわれる |
第4波 | 修正波(corrective waves) | 利益確定の売りにまじって、出遅れたトレーダーの資金が入ってくる |
第5波 | 衝撃波(impulse waves) | 強気が蔓延、パリピが増えて、全員買い |
弱気相場のエリオット波動の細かい名前と意味(市場心理)
弱気相場の波は、少なくて3個です。
名前 | 細かい名前 | 意味 |
A波 | 特になし | ほとんどのトレーダーはまだ強気、押し目だと思う人も多い |
B波 | 特になし | まだ強気だと思うトレーダーが残っている |
C波 | 特になし | 下落の最終局面で、全員が売るしストップロスがついて強い下落になる |
エリオット波動のFXでの使い方
こんなんどこに1とかAとか引くんだよ!
って思っちゃいますね。一般人がそんなうまいこと1とかAとか、引けないですよね。当てはまらないときが多すぎです。
これはドル/円の月足で、2000年からなんですけど。
適当に引くエリオット波動のライン
縮小すると細かいガタガタが小さくなって気にならなくなるので、それでアベノミクスが始まった2012年くらいからなんとなく引いてみると、それらしく5波とかC波まで引けました。
3波が一番長いっていうし、5波のちょっと手前のところまでを3波にしても良かったね。どっちでもいいか……。
たぶん、偉い人もこんな程度でやってるんじゃないかな、って思う……。
ただし役に立つこともあって、そのときの市場心理を覚えておくと、「第2波だとしたら、まだまだ買いたい人が居そうだな」っていうように考えることができます。
引けるインジケーターもあるそうですが。
あとMT4に入っているZigZagが、気になるポイントに引いてくれるので良いですよね。エリオット波動を数えるのに使う人も居るらしいです。
ジグザグの使い方
これがジグザグ(ZigZag)を出してみたところです。
エリオット波動の欠点
もし、今の時点で「間違いなく第2波だ」と決まっているなら「まだ買おう」ってやれるのですが、第5波までが間違いないぞって100%決まるのは、次の下落トレンドがしっかりはじまった後です。
てことは、第2波くらいまでは買っても大丈夫かもしれないですけど、数え間違いやそもそもエリオット波動っぽい形にならなかったような相場では、損切りばかりになってしまいます。
あと、最初の説明のところで「5波が完成すると、」とか「C波が完成すると、」って書きましたが、これだっていつを「完成」というのかって考えると悩みます。結局、誰が見ても「上昇トレンドが終わった」ってなるときにはもう遅いってことが多いですよね。
トレンドが終わるかどうかは、RSIのダイバージェンスとかの他のテクニカルを見たほうが良いです。
エリオット波動は、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使い方は?
これは1分足です。
とはいえ、「これからバイナリーオプションするぞ~」というとき、なんとなく「5波っぽいのかな~?」程度に見ておくのは良いのかもしれません。
エリオット波動何時間足が使いやすい?
日足とか週足とか、月足とか、長い長い時間のチャートのほうが数えやすそう。
ただし1分足とかもそれらしい形ができることがあります。
バイナリーオプションでは「そろそろ上昇トレンドが終わるのかな?」という判断くらいにしか使えないのかなと思います。
エリオット波動まとめ
知る前はすごそうで、賢そうで、近寄りがたかった「エリオット波動」。
ひとつずつ順に理解していくと、なんとなく全体像はつかめた気がします。
それでも、自分でパッパッと波動のラインを描いてビシッと未来を当てるというのは、偉い先生でもできないみたいです。
エリオット波動に関係する専門用語解説
エリオット波動・・難しそうだけど、理屈は以外と簡単だった。ただし、チャートの波の形はいろいろあって、それぞれまだまだ名前や分析方法があるらしいです。インターネットではあまりそういう波の解説は見かけませんね。
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フォーーーーーーーーーーーーーー!!
お久しぶりです。
キャベツさん、すっごく勉強していますね。
僕も勉強しました。1週間くらいですけど笑
BOは少しづつですけど勝てるようになってきました。
といいますのは、取引のコツ?
みたいなのを自分なりにまとめてきたからかなー
とか思っています。。