ダウ理論とは? 為替・金融FX用語解説

よく聞く言葉、「ダウ理論」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。

「ダウ理論」は、チャールズ・ダウさんがまとめた相場格言みたいなやつと、テクニカルっぽい考え方の総称です。本とか難しそうですよね。

為替市場の用語集はこちら

ダウ理論の基本的な意味


(NYダウの日足チャート)

ダウ理論は、チャールズ・ダウさんの考えをまとめたものなので、全部細かく見ていくとしんどいですので、あとでサラっと整理しておきます。
それから、今も使われているアメリカの「ダウ・ジョーンズ平均株価」(NYダウ)を作ったのもチャールズ・ダウさんで、ダウ理論が元になっています。

チャールズ・ダウ
チャールズ・ダウ(Charles Henry Dow)wikipedia

ダウ理論とは

基本というか元になる考え方は、

「いろんなことは全部価格に現れるよね、だから平均価格に現れるよね」
「特にその日一日の集大成である終値って大事だよね」

というものです。
そこからどんどんサイクルだとか難しいことに進んでいきます。

ダウ・ジョーンズ平均株価(NYダウ)とは


「ダウ工業株30種平均」ともいって、30の主要な企業の株価の終値の平均です。
(ダウ理論では終値が大切らしい、正確には終値の平均を指数化したもの、、、、読まなくて良いです汗)
「ニューヨーク・ダウ」「NYダウ」「ニューヨーク平均株価」とも呼びます。

チャールズ・ダウさんの時代は、ほんとうに工業株だけで構成されていたのですが、今はこの30種の中にはappleの株も入っています。
時代とともに入れ替えされていくのです。

他に「輸送株20種平均」とか「公共株15種平均」というのもあります。チャールズ・ダウさんは重視していましたが、最近はあまり話題にならないですね。

日本でも早朝の経済ニュースでは必ず「今朝終了したニューヨーク市場でのNYダウの終値は〇〇ドルでした」って言ってますね。
世界中の相場関係者にとって重要な指数なのです。

ニューヨークの証券取引所
ヤフーでNYダウ

ダウ理論で大切とされる要素

こんなことを重視してますよ、ってことでいちおう書いておきます。
なんとなーくどんな理論か雰囲気をつかんでね。
ちなみにダウ理論は、株の相場を分析するために作られたので、日足を使っています。

とはいえダウ理論はFXでも使えますしどの時間足でも使えます。

1、平均価格
2、トレンド(長期トレンドに注目)
3、出来高
4、レンジとレンジブレイク
5、トレンドの終わりと転換

元の考え方は、日足なので長期トレンドを中心に書かれていました。
あとエリオット波動っていうのとゴッチャにされることも多いですけど、エリオット波動を作った人はエリオットさんです爆

ダウ理論の内容まとめ

チャールズ・ダウさんはいろいろなことを考えて発表した人なので、全部追いかけると大変です。
主なもので今もよく使われている考え方を下記のページなどを参考にまとめさせていただきました。
(ダウ理論)

これも日足の株価のことを分析する用です。あとでFXとバイナリーオプションの応用方法も書きますね。

理論 意味
平均価格はすべての出来事をおりこむ 売り買いした人々の行動は平均価格として最後には現れるんだよ、というので終値の平均価格を重視しようね、ということ
トレンドは3つある 1、プライマリーサイクル(1年以上の周期で20%以上の価格変動がある、長期トレンド)
2、セカンダリーサイクル(3週間~数か月の周期、プライマリーサイクルの調整)
3、マイナーサイクル(数日間の周期、セカンダリーサイクルの調整)
この3つあるよ、ということ
平均価格は2つ確認する 工業平均と鉄道平均が同時に上がってはじめて上昇トレンドという(下の注1を読んでね)
レンジが破られることがある ずっとレンジで、その後動き出すと動きも大きいよね、ということです(注2を読んでね)
トレンドは転換が決定的になるまで続く トレンドが続くか転換するかは、途中ではよくわからない。テクニカルで見て決定的だというところまで立場を変えないほうがいい、ということ

注1 鉄道の株は現代ではあまり比べられなくなりました。鉄道よりもIT関連のほうが重視されていますよね(‘ω’)ノ

注2 レンジっていうのは、チャートが横横っと横ばいの状態です。ダウ理論だと「ライン」と呼ぶのですが、レジサポラインとかと間違えそうです。
それが長いと動き出したときにドカーンってなるのは経験したことがあります。パソコンでぱぱっとチャートを見ることのできる時代よりもっと前に、チャールズ・ダウさんは気がついていたのですね。

注3 ダウ理論は日足の株価の話です。でも、FXで1分足のスキャルをするときも終値を使ったインジケータを見てる人いっぱいいますね。

ダウ理論に関係する現在の状況ーFXでどう使われているか


(ニューヨーク証券取引所のNYダウのチャート)

上の「注3」でも書いたのですが、日足で考えられたダウ理論は、FXの1分足でも基本的には通用します。

「工業平均と鉄道平均を同時にチェックするべきだ」という関係なさそうなのもありますが、これは「ドル/円とユーロ/円って、ふたつとも見ておいたほうが良いよね」ってのと同じだと思いますよ(‘ω’)

ダウ理論の全部が、FXでも使えます。
あとたぶん、テクニカル分析にハマりやすいといわれる仮想通貨のトレードにも使えると思います(想像)。

トレンド転換の見かたも「戻り高値」がどうのこうの、ってあるのでまた書きます。

ダウ理論は、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使い方は?


「いまってどんな相場かな~?雰囲気どうかな~?」と、全体像を見たいときには、上に並べたダウ理論の全部の考え方は大切だと思います。

上の図は、終値のところにラインを引いてレジサポラインのトレードをしているところ。

ダウ理論のなかでバイナリーオプションに使えるものはある?

基本、売買シグナルとしては遅いので、そのままでは使えません。
バイナリーオプションの「上」「下」の瞬間を見つけるためには、鉄道の株価を見てもしょうがないし、これが使えるんじゃないかな?

・終値を重視する

バイナリーオプションって結局、自分がやりやすい方法を見つけるというゴールに向かっていくのだけど、終値に水平ラインを引いて、それでレジサポライントレードしている人多いですよ。

ダウ理論何時間足が使いやすい?

日足で考えられたダウ理論ですが、何時間足でもこの考えを基本にしたテクニカル分析ができます。

ダウ理論まとめ

「フィボナッチの61.8に来たから上!」みたいにキレイに「今だ~」と教えてくれるものではないです。
チャールズ・ダウさんは、相場に対する基本姿勢みたいなものを伝えたかったのかな、って思います。

「戻り高値がどうのこうの」っていうトレンド転換については、今度書きます(‘ω’)ノ

ダウ理論に関係する専門用語解説

ダウ理論・・ちょっとひとことで「こういうやつだよ」って説明するの難しいですよね。でも使える。
チャールズ・ダウ・・職業は新聞記者。

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