ATRの設定の仕方と使い方(攻略法)初心者向けガイド
MT4のインジケータ、「ATR」の導入から使い方、FXでの一般的な使い方とBOでの使い方を解説しますよ。
名前はときどき聞きますよね。でも意味不明なインジケータNO.1くらいのやつ。
MT4を導入していない人はコチラ↓
関連リンク「MT4導入方法」
え、インジケータってなに?っていう人はこちら
この記事の目次
ATRの入手方法と基本パラメータ設定
ATRは、「最近、値幅って大きい?それともあんまり動いてない?」ということがわかるインジケータです。
名前をドラッグすると、自動的に下に枠が作られて、こんなグラフが出てきます。
見かたは単純です。
青い線が下のほうなら「ぜんぜん値幅がないね。盛り上がってないね」的に考えます。
単に値幅の平均ではなくて、高値と安値の差とかを計算に入れているので、より値幅を意識した結果が出るよってことです。
なので名前も大げさな「真の値幅の平均」(Average True Range)!
値幅とは「値段(価格、レート)が動いた幅」です。
レンジ相場なんかで、あまり動かないときは「値幅が小さい」とかよく聞きます。
これを見やすくしたのがATRということですね。
入手場所とチャートに表示させる方法
表示させる方法「ナビゲーター」→「オシレーター」からチャート上にドラッグです。他のインジケータと同じです。
名前 | ATR(えーてぃーあーる、Average True Range) |
入手場所 | MT4に標準装備 |
種類 | オシレーター系 |
英語表記 | ATR(Average True Range) |
表示させる方法 | 「ナビゲーター」→「オシレーター」からチャート上にドラッグ |
MT4のバージョンによって、なぜか「ATR」と「Average True Range」が並んでいます。
どちらも同じなので、好きなほうを表示させればOK。
「Average True Range」のほうが上に出てくるから、そっちになると思うけど( ゚Д゚)
基本パラメータ設定
MT4標準の設定のまま、触らなくてOKです。
「期間」に「14」と入っています。これでローソク足14本ぶんを計算してくれます。
期間 | 14 |
スタイル | 好きな色と線にしよう~ |
「期間」の14は、日足なら「最近の14日間ってめっちゃ上下に動いたよね」とかがわかるという意味です。
「パラメータ」の横の「レベル」などのメニューは、使いません。深く追求したい人用です。
設定が出てこないという人は、ATRの青い線の上で右クリックして「プロパティ」というのを選んでくださいね~。
ATRがいくつなのかはどこで見る?
バイナリーオプションでは、あまり細かく見ないと思いますが……。
マウスを動かして、カーソルを線の上に置くと、四角いのが出て、そこにATRの値が出ます。
ちょっと例をあげてみます。
わかりにくいですが、このドル/円のATRは「0.854」ってなってるので、これに100をかけると普段FXの人が使う単位、pipsに直せます。
(ユーロ/ドルなんかは10000をかけないと揃わないです)
なのでこの図だと「ドル/円ってこの14日間でみると、平均85.4pipsくらいの値幅で動いてるよね」となります。
でも、円がらみじゃないユーロドルとかは10000をかけないと、pipsに直せません。pipsというのは、いろんな通貨を比べやすくする単位です。
でも面倒ですし、バイナリーオプションでここまで細かく見ないので、一応です。
ATRの一般的な使い方
(一般的=FXでの使い方)
「最近、値動きって激しい?」ということを見るので、FXとか株とかの人はよく使っています。
ストキャスティクスやMACDは、チャートが下がると一緒に下がってくれますし、上がると一緒に上がってくれます。
でもATRが上に来たら「値動きがあるよ」という意味なので、チャートが上昇しているときも下降しているときも、ATRは上のほうに来ます。
このあたり、ADXと似ていますね。
最近、相場が過熱してるからそろそろ暴落かな?みたいに使う
相場というのは、チャートのことだと思っても良いです。
なんかそれを取引している人全体をざっくりと捉えるような言葉です。
相場というかチャートが急角度で上がったりすると、みんな「こんなに上がったら、次に下がる時には暴落だな」とか普通に思いますし、実際によくこういうことが起きます。
雰囲気だけでなく、ATRで本当に大きく動いているのかどうか見てみようよ、というときに使うのです。
FXの指値や損切りのルール作りに使う
FXやなんかの人は、できるだけ有利な場所で買ったり売ったりしたいと思っています。
で、「もう少し下がったら買いたいな」というときに、どのくらい下がりそうかはすぐにはわかりません。
そんなときに「最近はこのくらいの値幅だよね」というATRを目安にして、「もし下がるならATRのぶんくらいかな?」などと考えて、指値のレートを決めたりします。
「最近、値幅が大きいよね」というときには、損切りの場所も離れさせておかないと、すぐに損切りのところに触ってしまい、自動で決済されてしまいます。これでは何度やっても損ばかりしてしまいます。そこで、損切りの場所を決めるときの目安にATRの値を使うのです。
さっきのドル/円なら、「85.4pipsより遠いところに損切を入れないと、触っちゃうかもしれないね」と決めたりします。
(損切りだとATRの1.5~2倍くらいは離すみたいです)
上の図では、一応、買った場所が108.50円で、損切りの位置は、108.122円のところが損切りになります。
(108.50ー0.189×2)
海外バイナリーオプション短期取引での攻略法
バイナリーオプションでは、損切りの位置も決める必要がありません。
なので、ATRを使うとしたら、「相場の全体的な雰囲気」を捉えるか、「加熱ぐあい」を捉えます。
ATRが上のほうで、今むちゃくちゃ加熱しているから、大きな値動きが期待できるな~とか考えます。
逆にずーっと動きがなくて、レンジが続きすぎたあとにも、大きい動きが来ることがありますので、その心の準備(笑)にもなります。
何時間足が使いやすい?
どの時間足でも使えます。
注意することとしては、自分が見ている時間足がどれなのかいつも意識しなくてはならない点。
たとえば、日足のATRでは、14日間の「真の値幅の平均」(ATR)がわかります。
あたりまえなんですけど、1分足なら14分間の「真の値幅の平均」(ATR)しかわかりません。
1分足のときは、小さな値動きでもグラフいっぱいに描かれます。
なので、パッとATRのグラフを見て「うわ!すごい動いてる!」とビックリしてよく見たら1分足だったなんていうことがあります。うっかり見間違えないようにしましょう。
ATRの総評・まとめ
「この瞬間にハイだ!」というのはわからないので、バイナリーオプションでそのまま使うというわけではないです。
でも、相場が盛り上がってるかどうかは、チラッと見ておくと得することもあるのかなと思っています。
ATRにおける専門用語解説
ATR・・「最近、値動きはどう?」っていうのがわかるインジケータ。
pips・・「ドルと円の価値ってどうやってくらべるの?なんかないの?」と困ったときに使う単位。100pipsが1円。
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