「リスボン条約第50条を宣言」に最高裁が議会承認必要との判断でメイ首相しょぼーん

「イギリスの最高裁が、EUに離脱通知をする前に議会の承認が必要と判断した」

っていう漢字の多いヘッドラインが流れてきたや~~ん。

メイ首相は1月17日の演説のときには「めっちゃEU離脱する」と改めてはっきり発言しました。これと議会の承認ってどう関係あるのでしょうか。順番に書いてみます。

メイ首相の演説前の予習はこちら

最初にメイ首相の1月17日演説ふりかえり


演説とも講演とも報道されていたメイ首相の1月17日。ランカスターハウスというところで行われました。開始時間の誤報などが流れましたが、結局、日本時間の20時45分にスタートしました。

NHKの地上波でたしか、同時通訳付きで放送していました。途中で気づいて慌てて見たけど、日本のGI24とかFXwaveとかの情報では「めっちゃEUから離脱しまくる」的なノリだったのに、最後のほうでは、「単一市場に残るのか」という記者の質問にもハッキリと答えないで、もやっとして結局「話し合ってなんとなくケンカにならないように、でもウチは今までと同じように得したい」みたいに終わっていました。

(GI24とかFXwaveとかのニュースは、日本のFX業者の口座があればたぶん見られるので、持ってる口座をチェックしてみてくださいね。バイナリーオプションをやっている人だと、GMOクリック証券、FXTF、LIONFXなどを持っていると思います。たいていスマホアプリで「ニュース」をタップすると出てきます)

メイ首相、話し始めはハッキリと離脱を明言していた

たしか当日見たけど、今改めてBBCニュース日本語版とか検索しました。

離脱もするし、経済面でEUと自由に行き来できる単一市場(シングルマーケット)からも撤退するとの発言。「EU単一市場の加盟は提案していない」という言い方でした。

欧州からやってくる移民に対し、困っているのでそれと単一市場とでは矛盾していてうまくやれないというように聞こえました。このあたりまでは、どう聞いても思いっきりEUガン無視に見えました。

単一市場と関税同盟からの撤退はする?EUに気を遣うメイ首相

でも、話が煮詰まってくると、EUとケンカする気はないんだよ的な発言がボチボチ出てきた感じでした。あくまで個人的な感想ですが。

テレビで見ていた時にメモしたのをちょっと書き写してみます。正確じゃないかもしれないですが参考までに。

  • EUの解体を望んでいない
  • EU出身者の権利を最優先にするのを望む

なんとなくEUに気を使っているというか、仲良し度は維持していたい感があります。

次に、

  • 関税協定の準加盟国になりたい
  • EUと包括的な自由貿易を目指す

との話が出ました。これから貿易のやり方は話し合っていくのだという意味でしょうけれど、できるだけケンカしたくないという気持ちや「見捨てないでこれからも仲良くしてね」という気持ちがにじみ出てるようにも感じます。

実際、解決する問題は山積みなのでしょうな~。

1月24日の最高裁判決とは?!わからんっ!


その後、トランプ大統領の就任式騒ぎを挟んで、1月24日には「最高裁判決がある」と騒がれていました。

いったいなに?!

実業家のジーナ・ミラーさんという女性が「EU離脱手続きに対しての裁判」を起こした

ジーナさんは、投資関係の会社を持って英国に住んでいる女性で、慈善活動家でもあるそうです。そして、EU残留派だったそう。ここらへんはCNNの日本語版なんかで読みました。

2016年の6月24日の国民投票の結果が「EU離脱」だとわかると一時的に不快になったものの、翌日にはこの裁判を計画していたのだそうです。こ、行動的ですね。

こわい……。

で、最初、高等法院というところが判決を出して「EU離脱の正式な手続きの開始には、議会の手続きが必要」だとなりました。これ去年の11月だったんですねえ。

最高裁に上訴した英政府、でも結果は覆らず

裁判って、上訴ができますから、メイ首相をリーダーとする政府は、もう一回戦おうってんで上訴したのですね。

その判決が出たのが、今年1月24日。今度は月曜だったので相場は続いていて、変な窓開けとかなくて良かったのですが……。

結果は周知のとおりの「やっぱりEU離脱には議会の承認が必要だぴょーん」

メイ首相が思い切り離脱を進めると話したのに、横やりが入ると


メイ首相の1月17日の演説も、急に決まっていたしこの最高裁の判決が予定されていたからなのでしょうか。

とにかく、3月の末日までには「リスボン条約第50条を宣言」(EUに対し、離脱するよ~んと言う)してからも2年くらいは手続きにかかるという英国のEU離脱、邪魔が入りまくって時期が遅れるかもしれないと懸念されています。これ宣言しないと手続きがスタートできないのだそうです。

もちろん、英政府は「予定が遅れるなんて、ないない」と強気です。

この出来事の意味は、メイ首相負け~ハードブレグジットかソフトブレグジットかわから~ん!ということだと思います。ポンド買って良いか売って良いかわからん!

ただ、最高裁の判決が出るといったん下がったポンド/ドルなんかは、またニューヨーク時間にかわれるなど、意味不明な動きでした。

ちょっと追いかけてみます。

1月13日の週末から24日まで、ポンドはこう動いた

1月13日の週末には、英国の話題はあまり出ていなかった気もするのですが……。

月曜の窓が火曜に埋まるという時間差攻撃あり

土日にメイ首相の「移民問題やだ~」という発言が報道され、翌週の月曜にデカい窓を開けてポンドが下落。月曜日は16日なので、その翌日の17日が例のメイ首相の演説。「EUめっちゃ離脱する」という内容だったのですが、材料出尽くしなのかハッキリ言ったから安心したのか、単にポジション整理なのかわかりませんが、月曜の窓がまるまる埋まっても気が済まずに上がり続けました。

23日の月曜に上がり、24日にはいつもの?動き

20日の夜(米国で昼間)には、トランプ大統領の就任式があったので、みんなメイ首相のことを忘れていたみたいですね。

この日のメイ首相の発言は、わりと強気な感じでした。

「世界中の国と貿易協定を結びたい」
「英経済は力強い、ポンド安を気にしない」(ブルームバーグのインタビューとのことで、いつ行われたインタビューかは不明)

でも、その後「小売売上高」がイマイチだったので下がりましたね。

で、月曜にはなぜか終値ベースで上昇。

24日は朝から下がっていました。

最高裁の判決が出た18時30分、乱高下はあったものの、下向きの流れは変わらず。

22時のニューヨーク時間に上がって、翌2時のロンドンフィックス後に下がる、と。

こういう動きはいつもの平和な動きと思いました。反転する時間がだいたいわかってるのっていいですよね。って、起きていられないけど。

今日は25日ですけど、静かです。夕方上がってきましたかね~。

これからポンドはどう動く


それじゃあ、次にどう動くのかっていうのを考えてみます。

シカゴの投機筋はポンドショートを減らしている

よくアナリストの人が「CMEの建玉が」「IMMが」とか言っているやつで、検索するとすぐ出てきます。ポンドのショートが、2016年の9月が最大で、ずーっと減っています。23日も減りましたね。

チャートだと月足で2016年の11月に下げ止まっているようにも見えます。

英国が貿易や移民問題で有利な感じになればめちゃめちゃ買い

これからどうしましょうねえ~。

ポンドって、バイナリーオプションでハマるときはすごい気持ちよくハマるじゃないですか。取れないともったいない気がする。。。

とりまめず、メイ首相が得しそうな話なら上かなと思っています。というか、シカゴの様子を見ても、ずっと下がってきたけど反転して上昇かという気もしてきました。外れてたらすみませんけど。

たまに悪い材料が出たときバーンって下がるのはご愛敬。

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