なぜ金よりも白金が安いのか?バイナリーオプション戦略は?
ドル/円と金/ドルのチャートがきれいに逆相関になりやすく、FXをする人で見ている人も多いと思います。バイナリーオプションでは、ハイローオーストラリアやYバイナリーで金(ゴールド、GOLD)がある業者もありますや~ん。
最近なんですけど、アメリカの株が高いからリスクオンなのかと思ったら、リスクオフのときに人気のあるはずの金まで上がっているのが不思議だし、金よりも産出量が格段に少なくて需給的に高額になるはずのプラチナが安いのも不思議です!
この記事の目次
金(ゴールド)と白金(プラチナ)がトレードできるバイナリーオプション業者
バイナリーオプション業者でも、金や原油というコモディティができるところがあります。
金(ゴールド)のできるバイナリーオプション業者
・ハイローオーストラリア GOLD単体(対ドル)
・オプションビット GOLD単体(対ドル)
白金(プラチナ)のできるバイナリーオプション業者
いきなりですが、みつかりませんでした。
これでは、あまりこの記事の意味もなくなってしまいますが、金と白金の価格の世界で興味深いことが起こっているので、よかったら読んでみてください。。。
ちょっとざっくりすぎるのですが、以前書いたこちらにゴールドのできるバイナリーオプション業者も挙げておきました。
ゴールドまとめ
金(ゴールド)とは
掘ったら出てくるらしい金や白金ですが、どんなものでしょうか。一応金の元素記号はAu、白金はPt、あと銀はAgです。
金(ゴールド)はどんな資産でどんな魅力があるか
一番の魅力は「紙切れになってしまわない」という点です。地球に埋蔵されている量も限りがあるとされているので、希少性があるため価格が下がりにくい特徴があります。
紙幣や債券は、政治的な理由などで発行体がつぶれてしまえば紙切れになってしまいます。これは絶対ないとはいいきれず、最近でもインドが高額紙幣だけですが廃止にしてしまい、その紙幣は紙くずになってしまいました。日本でも第二次世界大戦のさなかに発行された軍票という紙幣が、日本軍の敗戦により使えなくなったという歴史があります。
現在は、紙ではなく電子情報で債券や株券が発行されていますが、発行体がつぶれれば価値がゼロになるのは同じです。つぶれなくてもギリシア国債のようなジャンク債になってしまえば価値が著しく下がります。
また、金は金属の一種ですが、鉄やアルミニウムと違いとても錆びにくいです。アクセサリーだけではなくコンピュータ部品など繊細な工業製品にもよく使われ、原材料としての価値があります。
希少性と使いやすさから古くから通貨として利用されてきました。アメリカも昔は「金本位制」といって、ドルをいつでも金に交換してくれることになっていたのです。
・希少価値がある
・使い道が幅広い
・世界中で価値が認められている
・インフレに強い(通貨の価値が下がっても金の価値は下がりにくい)
ただし金(ゴールド)を資産として持っても、利息はつきません。それで金利が高く預貯金だけでも豊かでいられる時代には人気が落ちることがあります。今ちょっと金が人気ですが、アメリカの利上げのスピードが早まったりするとこの人気も落ちていくかもしれません。(何年もかけての話です)
世界のお金持ちは、ゴールドの実物をポートフォリオの5%~10%くらいは持っているといわれています。特に戦争が多く地政学的リスクにさらされた国の人はよりゴールドを持つといわれます。
白金(プラチナ)とは
金は金色ですが、白金はシルバー色に光る金属です。でも銀と比べるとつやつやした感じがしますね。
白金(プラチナ)はどんな資産でどんな魅力があるか
錆びにくいなど金と特徴がよく似ていて、レアメタルほど産出量が少なくないので汎用性があり、アクセサリーのほかに自動車の触媒などに使われます。
・希少価値がある
・使い道が幅広い
・世界中で価値が認められている
さきほどの金(ゴールド)とほぼ同じ特徴を持っています。最後の「インフレに強い」については、通貨のようには使われていないのではずしてみました。ただし白金のメイプルリーフコインなどは売られています。
金よりも産出量の少ない白金は、歴史的に見ても金よりも値段が高かったのですが、近年、逆転したままになっています。
高いはずの白金が金よりも安くなってしまった理由
白金は金の16ぶんの1しか採掘されないのだそうです。
中国やインドでいっきに自動車の需要が高まりました。今もこれらの国の景気は悪くないのですが、ピーク時からは落ち着いています。白金は、ガソリン車のマフラーの触媒というところに使われますが、電気自動車が増えたのもあり、工業用の需要が頭打ちで、これが白金価格が落ちた理由だと言われています。
すべてのプラチナの60%は工業用ともいわれるので、工業用の需要の増減にいっそう影響を受けてしまいます。
ただし、産出量が突然増えるわけでもなく、こちらは金よりも少ないことはずっと変わらないので、いずれ価格も元に戻るだろうという専門家もいます。
産出国との関係
白金を直接トレードできるバイナリーオプション業者がないようですが、産出国の通貨は知っておいて損はないかも。
面白いページがありました。「キッズ外務省」です。普通の記事よりも誰にもわかるようになっているのが良いです。
金の産出量ランキングと通貨の関係
それでは、キッズ外務省から表にしてみましょう。2014年の資料だそうです。
1位 | 中国 45万キログラム |
2位 | オーストラリア 27万4千キログラム |
3位 | ロシア 24万7千キログラム |
白金の産出量ランキングと通貨の関係
白金はキッズ外務省にはなかったのでグローバルノートというところで拾いました。2014年です。
1位 | 南アフリカ 約9万4千キログラム |
2位 | ロシア 2万3千キログラム |
3位 | ジンバブエ 1万3千キログラム |
やはり、金と白金は採れる量の桁から違いますね。また、白金は限られた狭い地域に集中して埋まっているのだそうです。それに比べて金は世界中に散らばっている印象です。
また、ランクインしていませんが、金はアメリカやカナダでも採れるのが意外でした。白金は日本は6位なのですが、輸入鉱石からの採掘だそうです。日本の山奥を掘ると出てくるというのではないようです。
ただ、「都市鉱山」といって、使用済み電子機器に使われている金や白金を取り出す技術は、日本は進んでいるのでこれで上位に浮かび上がってくるかもしれませんね。
金と白金の影響で通貨はどう動く?
産出国の通貨との関係が気になります。
金と産出国の通貨
中国が1位なんてビックリです。金の輸出入に規制をかけたり緩めたりというのをしょっちゅうやっているので、そのたびに金価格に影響を与えます。
規制がかかると中国国内の投資家がトレードを控えるので、金価格が下がったりします。
通貨で関係するのは、産出量も多いオーストラリア。中国の金と自国の金が影響を受けます。最近は、金価格が上昇しているので輸出が潤っているとのことです。ただしあまりにも貿易黒字になると通貨は上がってしまうので、オーストリア中銀としては下げたいはず。「金価格のおかげでオーストラリアは儲かってて黒字~♪」のような話題は逆に通貨の下がるフラグかもしれません。
白金の産出国の通貨
金も白金も産出するロシア。
2016年はひどい有様でしたが、テクニカル的な下げ止まり感などで2017年はロシアルーブルの買いが面白いと言うカリスマトレーダーもいます。新興国通貨なのでスプレッドも広くやりにくいですが、金価格の上昇が毎日騒がれるような時が来れば、注目かもしれません。
それから南アランドについては、こちらもよかったら読んでみてください。
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口コミを調べてもイマイチなんだか・・
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by.海外バイナリーオプションランキング委員会作成。
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