日銀金融政策決定会合とは？　為替・金融FX用語解説

よく聞く言葉、「日銀金融政策決定会合」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。

「日銀金融政策決定会合」とはアメリカのFOMCみたいなやつです

為替市場の用語集はこちら

日銀金融政策決定会合の基本的な意味

日銀金融政策決定会合の読み方は、「にちぎんきんゆうせいさくけっていかいごう」です。

目的や方法は下にまとめますね。

日銀金融政策決定会合は英語でなんていう？

日銀ホームページの英語版
Googleなどで調べると（BOJ’s）Monetary Policy Meetingとなりますが、ニュース記事だと上記のようになったところもありました。
BOJはBank of Japan（日本銀行）のことです。

日銀金融政策決定会合とは

（日銀のホームページ。英語に切り替えることができ、世界中の市場参加者も最新情報を読むことができる。https://www.boj.or.jp/）

日銀は国内の経済を安定的に発展させるのが目標です。「おしえて！にちぎん」ページに日銀の目的が簡単に書いてあるので引用させていただきます。

日本銀行の目的は、「物価の安定」を図ることと、「金融システムの安定」に貢献することです。

教えて！にちぎんより

日銀金融政策決定会合の細かい目的と時期

日銀は紙幣を発行することもしていますが、ほかに細かい目的や目標、使命があるとされています。

改正銀行法というのが1997年に成立しました。
そのときに会合の目的もこんな内容になりました。

金融政策の手段

目的を達成するための手段は、近年多様になっています。
2016年のイールドカーブコントロールというのは、それまではどこの国もしたことがないものでした。

ほかに以下のようになっています。

・どの国も重要なのが金利です。日銀では「無担保コール金利」という短期金利です。
（2013年の金融緩和からマネタリーベースにも重点を置くようになりました）
・その他準備預金制度などを手段としています

景気が悪いときには「金利を下げる」「国債を買う」などということをします。これを金融緩和政策といいます。

金融政策のメンバー

日銀には独立性があるので、金融政策と財政政策（政府がやるやつ）は別に行われます。
また、金融政策決定会合には内閣府と財務省から代表が送られて話し合いに参加することがありますが、議決権（多数決するときに手を上げる権利）はありません。

話し合いのメンバーは委員と呼ばれ、以下の9人です。
審議委員の方は任期が5年なので、よく「元審議委員」という方が経済番組に出ていたりします。総裁は当たり前ですが1名です。

委員の皆さんのお写真のページ

日銀金融政策決定会合をFXでどう使うか

（ドル円月足。三角は緩和策について話し合われたときで、〇が金融緩和が突然発表されたとき。最近の２回はあまり反応していない）

年に8回ある会合ですが、FXトレードではファンダメンタルズ面でいちおう理解しておけばいいだけです。
たまに市場参加者の注目の的になることがありますが、たまにしかありません。

基本はこういう理論のはずですが、上のドル円月足チャートを見ると、2015年以降は日銀が緩和策を発表しても下がったり上がったりでハッキリしていません。

緩和策といっても新しすぎて市場が理解できないなどの理由で素直な動きにならないこともあるようです。

日銀金融政策決定会合は、海外バイナリーオプションにどう関係するか？使い方は？

海外バイナリーオプションでは、予備知識として使う程度になると思います。
ただし、金融政策発表時間にはドル円などが荒れるかもしれませんので気を付けたいですね。発表時間がはっきり決まっていないのも不親切で、この日の昼間は無理してバイナリーオプションをしなくてもいいのかもしれません。

日銀金融政策決定会合まとめ

（アメリカのFEDのホームページ。発表内容をここで探すのは大変なので、テレビ東京のワールドビジネスサテライトなどで簡単にまとめて言っているのを聞いておくのも手。また、国内、海外FX業者でYouTubeでニュースをまとめて話してくれるところもある）

2019年3月に発表されたアメリカのFOMCの議事録では、「日銀のイールドカーブコントロールみたいなことをやったらどうだろう？」という内容の意見が出たと明らかになりました。
イールドカーブコントロールというのは、10年国債の金利を日銀がコントロールすることです。景気をよくするために行うとされますが、どうなのでしょうか。
わかりません。

日銀金融政策決定会合に関係する専門用語解説

10年国債・・国が借金するために発行する債券が国債。10年後に返すと決まっているのが10年国債で、長期国債というとふつうはこの10年国債をいいます。

FOMC・・アメリカの中央銀行にあたるFEDというところで話し合われる会合。合衆国全体の金融政策を決めるため、ニューヨークをはじめ12の連銀総裁が交代で出席して話し合う。

海外のバイナリーオプション業者、どこで始めたらよいのか分かりませんよね？

口コミを調べてもイマイチなんだか・・

ここでは私が実際に使った出金経験なども踏まえて初心者向けにランキング化したものです。　

メルマガ配信などがきちんとされていて毎日スタッフさんが身近に感じる・キャンペーンなどが頻繁でサイトが動いている・活性化しているような点も重要ですし（これは実際に登録しないと分からない事ですよね）　

ハイローオーストラリアのように絶対的な信頼を得ている会社の大きさのようなものも重要ですね。　個人的にはハイローのチャートシステムよりも、細かい動きの方が好きなのでそれも考慮に入れています(｡･ω･)ﾉﾞ

おすすめのバイナリーオプションランキングです。