ブラックマンデーとは? 為替・金融FX用語解説
よく聞く言葉、「ブラックマンデー」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。最近もフラッシュ・クラッシュってありましたね。
「ブラックマンデー」とは1987年10月19日にニューヨーク株式市場で起きた歴史に残る大暴落です。
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この記事の目次
ブラックマンデーの基本的な意味
(ニューヨーク証券取引所のホームページ。略してNYSE)
ブラックマンデーの読み方は、「ぶらっくまんでー」で、日本語では「暗黒の月曜日」(あんこくのげつようび)です。
史上最大級の株価の大暴落のことで前日比22.6%の下落だった。
1929年10月24日木曜日の暴落、「ブラックサーズデー」からつけられた名前である。
ブラックマンデーは英語でなんていう?
似た言葉(類義語) | ブラックサーズデー、ブラックウェンズデー、リーマンショック |
反対の言葉 | なし |
英語 | Black Monday |
ブラックマンデーに似た暴落について
ブラックサーズデー | 1929年10月24日木曜日の暴落で、前日比12.8%下がった。原因は熱狂的な株ブームの終了とされる。その後暴落は約1か月続き、世界恐慌の発端となった。 |
ブラックウェンズデー | 1992年9月16日水曜日にジョージ・ソロス氏(George Soros)のヘッジファンドのポンド売りにイギリス当局が敗北したとされる。具体的には欧州為替相場メカニズムからポンドが脱退した日。 |
リーマンショック | 2008年9月15日にアメリカ合衆国のリーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers Holdings Inc.)の経営破綻をきっかけに世界的な金融危機が起きたこと。リーマン・ブラザーズは米国の名門投資銀行だった。 |
ブラックマンデーの原因と結果
(プラザ合意の際の為替チャート。ウィキペディアより)
ブラックマンデーの原因とされること
よくいわれるのがプラザ合意の影響です。
・1980年代に米国で深刻だったふたごの赤字(貿易赤字と財政赤字)対策が求められていた。
・そこで、1985年9月22日プラザ合意。先進5か国(中央銀行総裁などが参加)で決めた為替レート安定化のための合意。(主にドル高を是正するため)
・プラザ合意が成功、ドル安が進む。同時にインフレ懸念があるためドルの金利が上がるという相場心理になっていた。
・旧西ドイツと米国の仲が悪くなっていた。
以上のような流れがあって、決定打としては当時から導入されはじめていたコンピュータープログラム取引の連鎖反応があったからだとされています。
(株価が下落すると損失限定のため売り注文を次々と出してしまう)
ニューヨークのダウ平均が下落すると、世界中に影響を与えますから日本をはじめ他国でも株安になりました。
ブラックマンデーの影響
NYダウ30 | 508ドルの下げで22.6%の下げ |
日経平均 | 3,836.48円安で14.90%の下げ |
新興国ほか | ロンドン、フランクフルト市場(当時)にも株安が波及し、新興国も株安、世界同時株安となる |
ブラックマンデー後の対策
ブラックマンデー後には、主な国の金融当局が動き、政策協調ということを行いました。
各国が協力することで深刻な世界恐慌にならずに事態は収束しました。
その後の再発防止策としては、「サーキットブレイカー制度」といって急激な価格変動があった場合、取引を中止できる制度の導入などがあります。
日本ですが、たまたま金融緩和政策をとっていたため世界同時株安の影響も少なく、株価も戻りそのままバブル経済へと進んでいきました。
ブラックマンデーはFXでどういわれているか
FXのニュースや情報コーナーでは、たまに「80年代のブラックマンデーが…」ということを目にします。
これは何十年もの長期の為替を見たいときにしか取り上げられないようで、どちらかというと今(2019年初頭)では一番近い時代の「リーマンショック」の話題が多いです。
ブラックマンデーはFXで使う?
ブラックマンデーの発端となったプラザ合意のときに、すでにドル/円は下がっていました。
その後1995年に80円にまで下がりました。
が、リーマンショック後は76円にまで下がっています。ファンダメンタルの分析でもリーマンショックを基準にしていわれることが多いですね。
超長期で見たいとき以外は、考えなくていいように思います。
ブラックマンデーは、海外バイナリーオプションにどう関係するか?
FXのところで見たように、FXよりも短期で取引する海外バイナリーオプションではあまり考えずにトレードしても大丈夫です。
ブラックマンデーまとめ
ドル円は海外バイナリーオプションでもよくトレードしますので、知識として知っておいてもいいのかなという程度です。
歴史を調べるのは面白いですね。
それから、ブラックマンデーの直接の原因とされるコンピューター売買ですが、今でもあります。
2018年1月3日、2月11日といった月曜日にフラッシュ・クラッシュという事件がありました。
1月3日はドル円、2月11日にはスイスフラン円が一瞬で暴落しました。
これもコンピューター売買のせいだといわれています。
また、日本の祝日が2回とも狙われているため、「くりっく365」の顧客注文を見ることのできる海外業者が日本人の資産を狙ってしかけたともいわれています。
どちらにしても、ブラックマンデーのときよりも格段にコンピューター売買が進化しているので、
ブラックマンデーに関係する専門用語解説
ブラックマンデー・・今でも休日明けの月曜日は値が飛ぶことも多いので気を付けましょう。
ジョージ・ソロス・・有名な投資家。ポンド売り浴びせで世界的に名を知られる。
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口コミを調べてもイマイチなんだか・・
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