ECBとは? メンバーや政策発表など完全解説2018年最新版!

よく聞く言葉、「ECB」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。

「ECB」はユーロ圏の日銀みたいなところ!ドラギ総裁は黒田総裁みたいな人です!

為替市場の用語集はこちら

ECBの基本的な意味


ECBホームページはここ。

ユーロ圏は、いろんな国が集まっているところです。
そこの中央銀行みたいなところなので、日銀とはスケールなんかが違います。

ECBとは

さささーっとまとめます。

・ECBとは、ユーロ圏の中央銀行のことです
・ユーロ圏とは、単一通貨ユーロを採用している国々の集まりのことです
・ユーロ圏の経済が変にならないようにがんばっているのがECBです!

ECBのお仕事、職務

さささささーっと。

ECBのお仕事

・ECBは、ユーロ圏の単一通貨制度の金融政策を担っています
・政策金利を決めたりしています
・最近は、証券買い入れプログラムとかやってます

※ギリシア危機やアメリカの金融危機の影響を解決するために、お金を世の中にばらまいてあげるように、証券買い入れということをしています。

ECBの職務=【基本方針】

・単一通貨政策の一義目的である「物価の安定」の量的定義
・通貨量の伸び率の参考値を設定することによる通貨の役割の重視
・将来の物価動向に関する見通しの幅広い評価

ECBのホームページにこう書いてあります。(訳『第6版投資家のための金融マーケット予測ハンドブック』)
書き方がややこしいので、太字のところだけ見ておいてください(;^_^A

つまり、物価と通貨の量の調整と物価にケチつけたりと、などなどそういうことが方針なのですね(;^_^A

突っ込んで難しいことも知りたい人は、大和総研さんのやつをどうぞ。

ECBの組織ざっくり


多くの国が集まっているユーロ圏なので、ECBの組織も大きいし複雑です。
まず、「欧州中央銀行制度」という制度があって、その中で動いています。

アメリカも広くて12の洲の銀行が集まってFEDを作っているので、それを見本にしたのだそうです。

ECBの組織図


会議の様子と組織のページ

上の図がECBの組織です。いろいろ見てまとめました。
四角のメンバーでそれぞれ会議が行われて、いろいろ決まっています。

ほとんどの会議にドラギ総裁が出ていて、ユーロ圏の国の中央銀行が決まった会議に参加するって感じ。

ニュースで出てくるような金融政策は、左に書いた「役員会」で決まります。アメリカだとFOMCと同じような会議です。

アメリカのFOMCについてはこちら

ECB役員会のメンバー


(ECBのホームページより、真ん中がドラギ総裁)
https://www.ecb.europa.eu/ecb/orga/decisions/govc/html/index.en.html

で、アメリカのFOMCの12人よりも会議のときのメンバーは少なくて、ECBの役員会は総裁と副総裁を合わせても6人です。
ほかの細かい話し合いのときは、各国中央銀行から参加するので、30人くらいになったりします。

ECBのページに、メンバー全員の経歴が出ています。

ECBの組織のページ

ECBの2018年の予定


ECBも日銀の会合やFOMCと同じように、1年の予定がすでに決まっています。

【2018年】ECB開催予定日一覧

夏時間 22:45
冬時間 21:45

記者会見は発表の45分後にはじまります。
ECBのページで生中継があります。

1月25日
3月8日
4月26日
6月14日
7月26日
9月13日
10月25日
12月13日

ECBの過去、歴史ざっくり

ユーロっていつできたんだろう?と気になったので、ちょっとまとめてみました。
ECBのページや大和総研さんのやつを参考にさせていただきました。

ECBが生まれるまで

1952年 ドイツやフランスなど6か国が集まって、ECSCという石炭の集まりができたよ~
1958年 同じメンバーで新たにEEC、EURATOMという経済や原子力のあつまりができたよ
1967年 いままでの3つの集まりをくっつけてEC(欧州共同体)と呼ばれるようになった
1969年 EMUという制度を作って、通貨を統合する準備がはじまったよ~。そのときはECU(えきゅ~)という通貨だったよ~
1992年 マーストリヒト条約、調印の年。これでユーロの決まりがしっかりできた
1993年 11月1日、EU設立。人、モノ、カネが自由に行き来できる単一市場も始まった
1998年 ECB業務開始、初代総裁ウィム・ドイセンベルク

じゃーん!ということでECBはユーロが育つ過程で生まれたのでした。
その後ですが、ユーロという通貨はまだ流通していなくて、現金としての流通は2002年1月1日でしたよ( ゚Д゚)

ドイツマルクとかフランスフランはこの年の3月にユーロに変わりました。

ECBが生まれてから今まで

2002年1月1日 ユーロ流通がスタート!
2009年 ギリシア債務危機。ギリシアの財政赤字粉飾がわかったので、ユーロ売りに。ECBはギリシアを支援するためにギリシアなどの国債を買ってあげることに(証券市場プログラム)
2010年 アイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアなどにも影響が起きてきた。IMFの支援のほかにECBがスペイン国債、イタリア国債を買ってあげた
2011年 危機が収まっていないなか、マリオ・ドラギ総裁誕生。新たに「長期資金供給オペ」を決定。ユーロを世の中にばらまくことに
2012年 危機が少しずつ収まるが、各国の国債利回り上昇が止まらず(国の信用は下がったまま)
2012年 7月26日「ユーロ存続のためにできる措置はすべて取る」とドラギ総裁が発言
2014年 6月ECBが政策金利を下げ、ユーロがマイナス金利に
2017年 ECBが各国の資産を買ってあげる量が、少しずつ減ってきたので、政策金利も上げるのではないかと噂され始める

今、2018年ですが政策金利はまだ上げないとドラギ総裁は言っています。

ECBの話題でFXの人はどうしてる?


(グラフは、ECBのページから消費者物価指数、最近はどの国も失業率よりも気にされるようになっている)

ファンダメンタルの話なので、重要なニュースだけ気にしてあとはトレードに集中です。
これは、バイナリーオプションでも同じ。

2018年、最近の話題は「金融緩和の縮小」「利上げ」

上の歴史のところにあるように、ギリシア危機のときから政策金利も下げているし、世の中にお金をばらまいている(金融緩和)し、でこれをいつ終わらせるかが話題になっています。

2017年には、最新の問題「イギリスのEU離脱」問題が収まりそうというのでユーロドルとかすごい上がりました。

そんななか、お金をばらまく量もちょっとずつ減っているというので、とうとう今までやってきたことが終わるのではないかという噂になったのです。

なので、

・ドラギ総裁が記者会見で「金融緩和はやめる」とか「資産買い入れ(証券買い入れ)プログラムをやめる」「資産買い入れ(証券買い入れ)プログラムの規模を小さくする」と言ったら、ユーロは上がりやすいです。

そういう中、2018年1月25日のドラギ総裁の会見では「利上げとかもしないし、ユーロ高なんて誰かがいらんこと言ったからだ」と言ったので、上がっていたユーロがどかんと下がりました。

FXの人は、こうなることを予想したり分析したりして、トレードに生かしているようです。

また「ユーロが上がりやすい発言」をしても、それまでにすごく買われていると、逆に売られてしまうこともあります。

ECBの話題でバイナリーオプションをどうトレードする?

バイナリーオプションでは、基本的な意味くらい知っていれば良いと思います。

ECBのことで最低限チェックしておくこと

ただし、ECBの金融政策発表は、サラリーマンの人が家に帰ったころの夜行われるので、帰宅してバイナリーオプションをやっていたら、急に意外なほうに動いてしまったということがあります。

週の初めなどに、ECBの政策発表がある日だけでもチェックしておくといいかも。
それから、消費者物価指数(HICP)が上がると金利を上げなくちゃ、ってなるので、こちらも上がってるかどうか見ておくとよいです。

ヤフーの経済指標

ECBまとめ

経済指標なんかと一緒で、ECBが話し合いをしたあと、その結果を発表するという「政策発表」の時間は、ユーロだけでなく他の通貨も動くのでチェックしておいたほうが良いですね(;^_^A

ユーロが動けば、ユーロ/ドルが動く。
ユーロ/ドルが動けばドル/円も動く。
ユーロ/ドルが動けばユーロ/円も動く。

というように、関係しているので気を付けましょう。

ECBに関係する専門用語解説

ECB・・ユーロを採用している国々にとっての中央銀行の役割をしています。
ドラギ・・ECBの今の総裁で、記者会見のときには巧みな話術でユーロを思いのままに動かす。人呼んで「ドラギ・マジック」

用語集も見てね。

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