下支えとは? 為替・金融FX用語解説
よく聞く言葉、「下支え」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。
この記事の目次
下支えの基本的な意味
下で支えるってことで、相場では誰かが買って価格が下がらないようにするっていうことです。
日銀がETFを買って株価を下支えするみたいな使い方をします。
下支えは英語でなんていう?
英語では、FXでもよく使う「support」(サポート)です。
似た言葉 | テコ入れ、買いざさえ、影の力 |
反対の言葉 | なんだろう?支えずほったらかし、落ちるがまま(笑) |
英語 | Support |
よく下支えされるみなさん
為替なんかも下支えがあるみたいなことがありますね。
介入なんてそのよい例です。
下支えされちゃうみなさんをピックアップしてみました。
下支えされちゃうみなさん
世界中の投資対象が下支えされる可能性がありますが、一部をみてみましょう。
ドル | 自分の国の通貨は、下がって欲しいのであまり自ら下支えはしないのが基本ですが、特にドルの下支えをアメリカがするというのは聞いたことが無いです。あったら勉強不足ですみません。 |
ユーロ | ユーロ/スイスの通貨ペアが下支えされていたことがありました。ペッグ制というものでした。 しかし、1.20よりも下がらないようにスイス中銀が介入していましたが、2015年1月にあっさりやめて、阿鼻叫喚のスイスフラン・ショックが起きました |
円 | 円を日本の政府や日銀が下支えするということはまずないです。 円安のほうが嬉しいのです |
香港ドル | 香港ドルは、1米ドルを7.75~7.85の範囲に抑えるペッグ制っていうのをやっています。 なので、7.75の近くに来ると下支えされます。ちゃんとやっているのはスイスと違って偉いですね(;^_^A |
各国の株価 | 日銀は、株そのものは買っていませんが株と連動するETFを買って日本経済を下支え(しているつもり)です |
下支えに関係する現在の状況ーFXでどう使われているか
FXでは、ファンダメンタルズの話でよく出てきます。
「日本株がドルを下支え」みたいにニュースでもいいますが、確かな証拠がなくていわれることもあります。
ドルの値動きの理由をいわないとニュースにならないので、なにかをこういうふうにみつけていいます。
FXで気になる下支えはオプションの価格
もちろん下支えしたい銘柄を、どこかの国や大金持ちがどーんと買うこともあります。
特にFXのトレードのときに毎日気になる下支えは「オプションの価格」です。
ちょっとわかりにくいですが、その価格の近くに注文が固まってるということです。
(わからない人は、ここをスルーしてもOKです)
こんなわけで、オプションというトレードをしている人たちの利害関係があるので、お金を使ってその〇〇円まで下がると買っていくということをしています。
オプションというトレードには、いろんな種類があります。
で、下がったら損をするという人たちが下支えすることがあるのです(‘ω’)ノ
逆に、上がったら損をする人たちもいるので、そういう人は下支えどころか売ってきます。
上支えみたいな言い方はしないみたいですが。
オプションの価格などをみられるところ
具体的なオプションの種類とかいくらの注文があるのかとか、細かいことはブルームバーグみたいなところの会員向けのようで、無料で見ることはできません。
ハイローオーストラリアのPC画面の下のほうに流れてきて「ユーロ円リアルタイムオーダー=128.00円売り」などと見ることができます。(オプションの数値じゃないこともあるのでしっかり見ましょう)
また、日本FX業者のアプリの「ニュース」のところでだいたい見られます。
上田ハーローさんのこのページの「リアルタイムオーダー」もどのへんに買いが多いのかとかの価格が出ます。
(深い内容は口座のある人だけですが)
政府が政策として株価や為替を下支えすることもありますね。今の日銀のETF買いみたいなやつです。
2015年の官僚相場の下支えというニュース
下支えは、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使い方は?
下支えがハッキリとあるとわかっていれば、海外バイナリーオプションはとてもしやすいのですが、見極めは難しいですね。
ラインに何度もあたっているところなんて下支えがありそうです。
なので、普通のライントレードでOK。
下支えでハイローオーストラリアやってみた
またハイローオーストラリアのクイックデモで、下支えでできるかどうかやってみましょう。
上のチャートは、ドル/円の1分足で、(1)のラインが下支えてくれたのかな、と思ったらぜんぜん下支えてくれませんでした。
次に(2)のラインが下支えてくれるのかな、と見ています。
おおお?!
もしかしてしたざさえってる?!
慌ててしまいましたが、30秒と1分で上を買いました。
下支えトレードですから、上じゃないとおかしいですよねw
30秒は一気に勝利。
1分間が長い!
めちゃくちゃしたざさえってる!
(1)か(2)か、どっちのラインが下支えるんだって話ですが、(2)まで下がった時はなんか行き過ぎ感もありましたし、下に偶然表示していたRSIがなかなか下に下がっていかなかったのもあって、もう(1)で一回反発するかなって思ったんですが、よかったです。
下支え何時間足が使いやすい?
下支えって、長期でも短期でもなんかありますから、いつでも何時間足でも使えます。
さっきの「やってみた」は1分で、デイトレーダーとかの短期で売買する人たちの動きでしたし。
日足や週足なら、機関投資家みたいな大きな金額が動いているのでしょうね。
下支えまとめ
海外バイナリーオプションとも相性の良い下支え。
使えますね!
今回は、サポートラインを引いて下支えにしてトレードしてみました。
でも、ピボットとかフィボナッチとか、そういうのを使ってめやすの下支え位置を決めるのも面白いかもしれないです。
これは難しい話なので参考までにしておいてください(‘ω’)ノ
フィボナッチを使った過去のバイナリーオプション
MT4のフィボナッチの設定
下支えに関係する専門用語解説
下支え・・それ以上下がらないように頑張ること。
海外のバイナリーオプション業者、どこで始めたらよいのか分かりませんよね?
口コミを調べてもイマイチなんだか・・
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