消費者物価指数(CPI)とは? 為替・金融FX用語解説
よく聞く言葉、「消費者物価指数(CPI)」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。
物価に関係する指標の中で一番人気(つまり為替は動く)があるのです。
「消費者物価指数(CPI)」は 米国のを中心に書きます。最後にちょっと日本の話もします。
為替市場の用語集はこちら
この記事の目次
消費者物価指数(CPI)の基本的な意味
物価の動きを把握するための指数なわけですが、為替に関係していて一番重要な意味は、これです。
消費者物価指数(CPI)は英語でなんていう?
インフレ率を分析するために超絶重要なものですが、ほぼインフレ率と同じと見る人も多いようです。
それにFXでは、インフレ率を気にしている国のCPIが発表されると、そこの通貨がドカンと動くことがよくあります。
というか、どの国もインフレ率はめちゃくちゃ気にしています!
ちなみにほとんどの国が「2%を超えるといいんだよね!」っていってます。
似た言葉 | インフレ率 |
反対の言葉 | なし |
英語 | Consumer Price Index |
インフレ率は、インフレーションがどのくらい起きているか、それとも起きていないか、をみるのです。
インフレーションの記事も見てね。
消費者物価指数(CPI)とは?調査対象、発表機関
調査対象 | 都市地域の全消費者を対象とした小売り、サービス価格(全国87か所の都市部の住宅、スーパー、デパートなど) |
発表機関 | 労働省労働統計局(BLS) |
発表日時 | 毎月、翌月15日ごろ |
消費者物価指数(CPI)の計算式とインフレ率の計算式
消費者物価指数(CPI)の計算式です。
実際はもっとややこしいことをしていますが、基本はこういう感じです。
基準年というのがまたややこしいですが、一応こうです。
基準年=1982年~1984年の平均を100とする
単純な比率ですが、使っている物価の調査方法などがややこしいのです。
次に、一番気になるインフレ率の計算ですが、出し方はいろいろあるようです。
せっかくなので、消費者物価指数(CPI)を使った計算式を書いておきます。
実際はそれぞれの国でややこしいことをやって出しています。
たとえば、1年目と2年目を比較して、普通にこうやって出します。
ごく普通の比率の計算です。計算に使うのがCPIということです。
消費者物価指数(CPI)のコアって何?
いつも消費者物価指数(CPI)の発表を見ていると、必ず「コア」という数値も発表されます。
なんでしょうか?重要なのでしょうか?
消費者物価指数(CPI)コアとは?
コアのほうが正確だとされて、市場でも政策面でもこちらで見るのが好ましいといわれています。
消費者物価指数(CPI)はFXでどう使われているか
これはFXでは、すごく使われます。
もちろん、ファンダメンタルズ分析で使うのですが、テクニカルの先生も消費者物価指数(CPI)のことは書いていたりします。
消費者物価指数(CPI)のFXでの使い方
なぜこれがそんなに重要かというと、インフレ率が重要だからです。
特にリーマンショック後から先進国が「金融緩和」というのをしたので、よりいっそう重要になります。
理由を以下に時系列?で並べてみます。
1、「金融緩和」をして人々がお金を借りるときの金利を下げた
(金利を下げれば、きっと景気が良くなるぞ)
2、景気が良くなるということは、物価が上がることだから、インフレ率が上がることだ
3、インフレ率が上がってくると、物価が高くなりすぎるのを防がなくてはならない
4、そのためには金利を上げればいい。「金融緩和」を終わらせればいいんだ
5、みんなが注目する「金融緩和」をどうするか、インフレ率を見てないとダメだ~!
「インフレ率をみてないとダメだ~」と言っているのは、中央銀行の人です。
「金融緩和」をするのは中央銀行なので、米国ならFRBの人ということです。
米国では、最近金利を上げていますが、それは、インフレ率がじゅうぶん高くなったからです。
金利を上げそうだという噂が流れるとドル/円が上がったりしていました。ファンダメンタルズで予想をするときには必ず見られているのがインフレ率なのです。
ということは、消費者物価指数(CPI)もFXの人にとってはめちゃくちゃ大事なのです。
消費者物価指数(CPI)は、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使い方は?
海外バイナリーオプションをするためには、あまり細かく見る必要はないです。
消費者物価指数(CPI)と海外バイナリーオプション
テクニカル分析のほうが重要な海外バイナリーオプションですが、最初に書いたようにテクニカル分析の先生でさえ、この指標には注目しているし、意味もわかっています。
なので、
物価と政策金利ってすごく関係あるらしいよ
くらいにはわかっているといいんじゃないかな!
消費者物価指数(CPI)日本ではどうなっているのかな?アメリカとの違いや特徴
日本も、考え方は同じです。「金融緩和」を終わらせるためにはインフレ率が2%を超えないとダメなのです。
違うとはいえ、けっきょく似たような数値になるので、消費者物価指数(CPI)が2%になるかどうかを、FXの人は見ています。
ところで、アメリカではサービス価格の比率を多く計算しています。
その比率もなんと60%以上なので、お国柄で雰囲気は違ってきます。
日本の経済指標は平日の午前中に発表されることが多いですね。
日銀のサイトにも、最近はとてもわかりやすい解説があるので、暇な人はぜひ見ましょう!
おしえて!にちぎん
消費者物価指数(CPI)まとめ
(グラフは、米インフレ率の推移。トレーディングエコノミクスより)
まとめです。
繰り返しになりますが、
です。
消費者物価指数(CPI)に関係する専門用語解説
消費者物価指数(CPI)・・物価の指標でも特に重要。コアのほうが実態をとらえやすい。
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