買いオペ売りオペとは? 為替・金融FX用語解説

よく聞く言葉、「買いオペ売りオペ」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。

為替市場の用語集はこちら

買いオペ売りオペの基本的な意味


(グラフは、青が政策金利、赤が10年国債の金利。日銀が10年国債を買うのは買いオペになる。統計ダッシュボードより

中央銀行(日本は日銀)が、債券などを買って、世の中に流れるお金を増やしてあげるのが「買いオペ」。反対に売って世の中のお金を減らすのが「売りオペ」。
(お金の市場への流通量を増やすVS流通量を減らす)

読み方は(かいおぺ、うりおぺ)

買いオペ売りオペとは

まじめな言葉で書いてある、SMBC日興証券さんのページを引用させていただくと、こうです。

買いオペとは日銀が市場から債券や手形を買うことをいい、売りオペとは日銀が市場で債券や手形を売ることをいいます。

国債のような債券のほかに、CP、手形など有価証券を買って買いオペをします。CPは「Commercial Paper」で、手形の一種です。

買いオペは、世の中のお金を増やし、銀行が貸し出しをしやすくします。
そうすると、企業もお金を借りて事業を拡大させるので、景気を良くする効果があります。景気が過熱しすぎると、日銀は今度は売りオペをして、落ち着かせようとします。

買いオペ売りオペは英語でなんていう?

略称 買いオペ 売りオペ
名称 買いオペレーション 売りオペレーション
英語 Buying operation Selling Operation

資料:国債発行額など(財務省)
オペレーションは「公開市場操作」ともいいます。通貨供給量を操作することです。

漢字おおい……((+_+))

買いオペ売りオぺに関係ある用語


消費者物価指数。日銀は2.0%まで上げたいんだけど、最近あきらめたみたい?爆)

オペっていう言い方でさえ、わかりにくいのに、ふだん馴染まない国債だとかマネーストックだとか、わからない用語だらけで困りますね。

用語 意味
金融緩和 日銀が景気を良くするために行う。国債を買ったり、政策金利を下げたりする。英語だとMonetary Easing。
国債 国が借金したいときに出す証書。利息もつく。国債の値段が上がると利息は下がるよ
マネタリーベース 経済全体に「日本銀行が供給する通貨」のこと。金融機関が持ってるお金も含まれる
マネーストック 経済全体に供給されている通貨の総量。政府と金融機関が持ってるお金は含まれない
インフレ インフレーション。物価が上がること。100円のマックが150円になったらインフレ(笑)
デフレ デフレーション。物価が下がること。150円のマックが100円になったらデフレ
日銀 日本銀行。日本の中央銀行。政策金利を決めたり買いオペ売りオペをする
消費者物価指数 FXの経済指標ニュースでCPIっていってるやつ。目標の2%になると「景気良いやん」ってことになるらしい

マネーストックとマネタリーベースという言葉は、日銀の金融政策の話が出るとよく一緒に出てきますね。
買いオペ売りオペすると増えたり減ったりするので、関係が深く、数値は日銀のサイトで定期的に発表されています。

マネーストックとマネタリーベースが、離れすぎてもいけないので、そういうときにも「買いオペ」をするそうです
(こんなの覚えられないけどw)

資料:日本銀行「マネタリーベースとは」
マネーストックとは

買いオペ売りオペは、世の中の何に役立つか?

日銀が買いオペ売りオペを行うのは、景気対策のためです。

買いオペは、景気を良くしたいときにする。(デフレ気味のときにインフレにしたい)
売りオペは、景気過熱を冷やしたいときにする。(インフレ気味の時にデフレにしたい)

買いオペ売りオペは、FXにどう関係するか

もろ通貨(円)を大量に動かすので、ドル/円が動くときがあります。
アベノミクスが始まったときにほぼ同時に日銀が買いオペ売りオペ(金融緩和)をはじめたので、「日本経済が良くなるのかな?!」という期待でドル/円も上がりました。

また低迷すると黒田バズーカとかいろいろやって、ちょいちょいドル/円が上がりました。

FXで「買い」をやった人は儲かったと思います。
日経平均も上がっていたので、株の人もですね。


(最近のドル/円、日経平均、日本10年債利回りの動き。操作方法になれてなくて比べ方が下手でわかりにくいけど、まあまあみんな一緒に上がってるっぽいかな?)


(2012年からのグラフ。まあまあ一緒に上がってるのかな。)

買いオペ売りオペは、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使い方は?


(日銀の金融緩和の方法として、買いオペがあって、そういうときはドル/円も上がった。最近は、日銀が何やっても動かないけどw)

買いオペ売りオペでバイナリーオプションできる?

いや、できないでしょ爆

ニュースで言ってたら、ちょっと気にするくらいでいいんじゃないかな。

・ニュースでどこかの国が「買いオペ」をしたといっていたら、その国の通貨が下がるネタがいっこ増えたと判断する
・ニュースでどこかの国が「売りオペ」をしたといっていたら、その国の通貨が上がるネタがいっこ増えたと判断する

こんな気にし方でいいと思うんだけど、最近の日銀みたいにやってもやっても円が下がらないということもあるし、必ずそうなるということでもないのです。
ただし、普通は国の中央銀行なもんだから、相当強いネタとして考えてよいはず(;^_^A

買いオペ売りオペまとめ

黒田さんが国債買うのが買いオペらしいよ~

って覚えておけばいいか~。

で、買うほうが景気がよくなる(はずw)と。

買いオペ売りオペに関係する専門用語解説

買いオペ・・日銀が国債とかを買う。お金は一般の銀行に流れていく。
売りオペ・・日銀が国債とかを売る。お金は一般の銀行から吸収される。
金融緩和・・ボロボロの日本経済を良くするために日銀ががんばった政策。買いオペ売りオペもその方法のひとつ。

海外のバイナリーオプション業者、どこで始めたらよいのか分かりませんよね?

口コミを調べてもイマイチなんだか・・

ここでは私が実際に使った出金経験なども踏まえて初心者向けにランキング化したものです。 

メルマガ配信などがきちんとされていて毎日スタッフさんが身近に感じる・キャンペーンなどが頻繁でサイトが動いている・活性化しているような点も重要ですし(これは実際に登録しないと分からない事ですよね) 

ハイローオーストラリアのように絶対的な信頼を得ている会社の大きさのようなものも重要ですね。 個人的にはハイローのチャートシステムよりも、細かい動きの方が好きなのでそれも考慮に入れています(。・ω・)ノ゙

おすすめのバイナリーオプションランキングです。

1位

244pt

UP

TRADE200

他には無い、ペイアウト率200%の取引「リターン200」で話題の海外バイナリーオプション業者。

2位

889pt

UP

ハイローオーストラリア

倍率2倍!途中売却や出金面で評判高い!

3位

450pt

UP

The Binary

出金条件が低く、初めてのバイナリー挑戦者に人気の業者。
サポート対応も早いので、安心した取引ができることも人気の一つでしょう。

4位

355pt

UP

JETOPTION

きゃべつが使ってるサイトです。 出金の経験もありオススメ度高し


by.海外バイナリーオプションランキング委員会作成。

コメントを残す

サブコンテンツ

バイナリーオプション業者ランキング

業者ランキング

1位 TRADE200
他にはない取引「リターン200」が話題の業者。
2位 ハイローオーストラリア
倍率2倍!途中売却など評判高い!
3位 TheBinary
出金最速の安心業者で今注目!
4位 JETOPTION
キャベツが今使っている業者さんです。
5位 Binary30
旧GMOクリック証券と同じシステムを採用。

バイナリーオプション関連Twitter

このページの先頭へ