難平とは? 為替・金融FX用語解説

よく聞く言葉、「難平」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。

「難平」とは下がっている相場で買い増していくことです。やっちゃいけないとよくいいますね。本当でしょうか?

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難平の基本的な意味

難平の読み方は、「なんぴん」です。カタカナで「ナンピン」とも書かれます。
株でよく使うし、買いのときに多いです。いちおう「難平売り」というものもあるようです。
ここでは主に「難平買い」について書きますが、売りのときは逆だと考えてください。

価格が下がっているときに買い続けること

難平をする理由

たとえば100円のドルを1ドル買うと、100円必要です。
次に価格が下がってしまい、90円になったとして、そこで1ドル買うと90円必要です。

ここまで買ったドルの平均価格は(100+90)÷2で、95円です。

100円のときに2ドル買うよりも、下がっているなら順に少しずつ買ったほうがコストが安くて済む(1ドルあたり95円)ということで、資金を少なく済ませよう(買うコストを下げよう)というのが難平をする理由です。

難平は英語でなんていう?

変な漢字だなと思いますが、語源は「難を平らにする」ということだそうです。
平均取得単価を下げることはできるので、意味としてはあっていますね。

また相場格言で「下手な難平スカンピン」という言葉もあります。スカンピンとは手持ち資金がゼロの人のことです。
下手だと資金がなくなってしまうよ、という格言です。

似た言葉(類義語) ならす、平均化する、など
反対の言葉 買い上がり、売り下がり、など
英語 buying on a declining scale など

買いあがりと売りさがりは、どっちが正確な反対語かなとも思いますが、いちおう両方書いておきます。

難平といろいろなテクニック、EAなど


このチャートだと、ピンクの矢印のあたりで難平をするとして、上がり始めたらやめるということになります。
この例ではまだ上がりきっていないですが、もっと上がれば利益になります。

具体的には、平均コストよりも上がれば利益です。

また100円のドルの例で考えてみると、平均コストが95円だったので、スプレッドをのぞいて95円以上上がれば利益になるわけです。

難平とドルコスト平均法メリットデメリット

ドルコスト平均法というのは、下がっているときだけでなく一定の間隔で同じ金額を買い続けることです。
(毎月1万円ずつ投資信託を買い続けるとか。投資信託が安くなった月はたくさん買える)
これも平均すると安く買えることが多いので、よく証券会社のセールスの人が教えてくれます。

ちょっと似ているので取り上げてみました。

コストの平均化というのは、たとえば全財産を投じたもので大損したりという可能性がすごく減ることにつながります。

メリット デメリット
難平 コストを平均化できる スプレッド負け、手数料負けをしがち
下がり続ける相場では損失がふくらむ
ドルコスト平均法 コストを平均化できる
少ない資金で運用できる(積み立て感覚でできる)
スプレッド負け、手数料負けをしがち
下がり続ける相場では損失がふくらむ
長期での運用でないと意味がない
(短期間ではコストがきれいに平均化されない)

メリット、デメリットともに共通点があります。
難平は急落相場で身動きがとれなくなることがあるので、怖いですね。

難平はFXでどう使われているか

FXはバイナリーオプションと違い、好きなロット数だけ何度でも買えます。
なので下がっている相場で10回に分けて難平するみたいなやりかたをします。

難平はほんとうにダメな手法なのか?成功させるには

最初の1ドル100円の例でいうと、平均コストが95円と安くなりますが、そのあとドルが80円、70円、と下がってしまえばやっぱり損になります。
下落相場がいつ終わるかわからないのに難平を続けると、やればやるほど損失がふくらんでいきます。こうなると次は損切りのタイミングを失い塩漬けというお決まりの負けパターンになるので、やたらと難平をしないように、とよく注意されます。

かといって絶対にしてはいけないかというと、そうでもなく難平で成功している人もいます。
難平を成功させるには、次のようにします。

・難平は資金を順に使っていくので、充分に資金に余裕を持たせてはじめる
・すでに利益の出ているポジションがあって、そのうえで難平をする(買い増ししたいときなど)


(これは〇のところですでにFXの買いポジションを持っていて、利益が出ているのでたまに下がったところで買っていく様子。買いあがりといってもいいかもしれないが、チャートが動いている途中では、将来はわからないので、買いあがりになるのか難平になるのかはわからない)

こんなふうに計画性を持ってやればいいといわれます。
ただこれだと難平を成功させるというよりも、大きなトレード計画のうちの一部という感じですし、先に大きなトレード計画をきちんと立てておかないと成功しないのも当たり前かと思います。

とにかく、トレード全体のイメージや計画を作っておいて、そのなかで難平も取り入れるというのが正しいようです。

難平と両建て増し玉EA

FXのための、両建てと難平をうまく組み合わせて、コツコツとポジションを増やしていく(増し玉)EAがあります。
有名なのはトラリピという日本の業者のものですが、MT4用にも出ています。

難平といってもすぐに利益確定をしながら進んでいくので、塩漬けはありません。

最近はどんどんちゃんとしたEAが出ているので、利益を出している人もいるようですし、人気もあります。が、いいものはやはり有料のようです。

バイナリーオプション用はいいものをあまり聞いたことがありませんが、どうなんでしょうか。

難平は、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使い方は?

バイナリーオプションで難平に似た方法というと、連続トレードでしょう。
これも下がっているのに連続で「上」ばかり買っていても成功しにくそうですね。

しかしバイナリーオプションは1分くらいで結果がでるので、短期間だけ高確率で上がるような場面をとらえることはできます。

チャート全体は下降しているけど、移動平均線から離れすぎたときだけ「短期の上」のような方法です。

このやじるしのところは、一時的に移動平均線から離れすぎて元に戻るタイミングです。
短期間だけ「上」に向かいますので、うまくできればバイナリーオプションで成功します。

この方法はグランビルの法則のひとつです。

難平は何時間足が使いやすい?

難平と時間との関係としては、難平が長期で続いて損失が膨らむほど、取り返すのが大変というのにつきると思います。

難平まとめ


バイナリーオプションでは、難平をすることはないですが、上に書いたように連続トレードのときには気を付けたいですね。
なんにしてもトレードに慣れてから手法に取り入れるほうがいいと思います。

中国には「難平衡自己」という曲があってヒットしているようです。
グーグル翻訳してみたら「あなた自身のバランスをとるのは難しい」となりました。なんだかトレーダーに言われている教訓のようだな、と余談ですが思いました。

難平に関係する専門用語解説

難平・・初心者向けのサイトでは絶対にやってはいけないと書いてある。意味がわかっていて計画的に使うならそれなりに使い道はある。(FXの場合)
バイナリーオプションでは難平に近い方法でうまくいく人もいそう。(詳細は上を見てください)

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