セリクラ(セリング・クライマックス)とは?
よく聞く言葉、「セリクラ」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。
「セリクラ」とは、下落の最終段階で市場参加者全員が売るので大暴落することです。
この記事の目次
セリクラの基本的な意味
市場参加者全員が投げ売りするような相場。
そのあと、相場は持ち直して上がっていくことが多い。
ほかにこんな特徴もあります。
・出来高を伴う。(主に株のとき)
・外部環境の急変、需給の急変などが主な理由
・投資家が総悲観状態になると起きる
上げ相場の途中の一時的に下げはセリクラとはいわないです。
セリクラは英語でなんていう?
似た言葉 | 日本語だと「下落相場の最終段階」 とか「大底」でしょうか |
反対の言葉 | バイイング・クライマックスが反対の言葉ですが、これはバイクラとはあまりいわないみたいです。 |
英語 | Selling climax |
バイイング・クライマックスは、セリクラとほぼ反対のことが起きます。
(その後はチャートが下がっていくことが多い)
参考資料として、リーマンショックのとき、2008年に書かれたブログを置いておきます。
過去の目立ったセリクラ
(ビットコイン/USドルの2017年8月から2018年11月までのチャート。バイイング・クライマックスのあと下がり始め、セリクラという見事な例。でもこのあと特に気持ちよく上がらなかったですね…)
https://www.tradingview.com/chart/より
オランダのチューリップバブル崩壊からはじまって、記憶にあるだけでもこんなセリクラがありました。
・80年代後半の日本のバブル経済崩壊
・2000年代の世界のITバブル崩壊
・2007~8年のリーマンショック
(・2015年のスイスフラン・ショック)
(・2015年のチャイナ・ショック)
・2017年後半の仮想通貨バブル崩壊
チャイナ・ショックやスイスフラン・ショックはちょっと性格が違うかもしれません。セリクラと呼んでいいかどうか微妙ですが、印象的だったので書いてみました。
また、バブル崩壊については、セリクラの後すぐに株などが上昇したかというとそうではなく、回復には長い時間がかかりました。
ほとんどが「これが儲かる」と人々が同じ投資対象に群がったあと、急に弱気になったのが原因でした。
ビットコインのチャートはすごかったですね。
仮想通貨のときは、それだけが下がりましたが、リーマンショックでは通貨も株も世界中で下がりました。
ストップロスや追証について(セリクラが激しくなる理由)
セリクラが起きるのは(環境変化による)市場心理が一番の原因とされていますが、それまでに市場参加者が持っていたポジションの偏りなどもあってドカンと下がります。
ストップロス注文が貯まっているのも、売りが売りを呼ぶ理由になります。
セリクラの後は、こういうことが終わって需給が急速に改善するので、その後の相場も上がりやすいということです。
ストップロスとは
FXをはじめとして、いろいろな投資をしている人は買ったものが一定の価格まで下がったら損切りをするという「ストップロス」注文を入れています。
個人投資家も大口のヘッジファンドもそうなので、セリクラでどんどん価格が下がればストップロスがあるたびに売り戻しが起きます。
(買っている人のストップロスは、売り注文)
追証とは
日本のFXには「追証」(おいしょう)というものがあります。
株も信用取引といってレバレッジをかけられるものがあって、それだと損失が出ていればFXと同じように「追証」を払わなければいけません。
セリクラが起きたときには、投資家は追証を払うのが嫌なので持っている株や為替を売ってしまいます。
(あるいは、追証を払うために魅力のないものから売って現金に換えていく)
これも、売りが売りを呼び、価格が急落する原因になります。
・ストップロスも追証も、ポジションが買いばかりに偏っていると規模も大きくなります。
セリクラとFXの関係
FXは各国の通貨をトレードするものなので、どこかの国の経済事件のせいで通貨も暴落するというのは自然ななりゆきです。
FXは売りも買いもできるので、売ればいいじゃないかと思いますが、実際に目の当たりにすると意外とうまくいきません。
セリクラを予測することはできるか?
(チャイナ・ショックのとき、2015年8月のドル円。日足。〇をかいた下ヒゲのあたりがセリクラで、その後は4日間ほど上昇している)
予期せぬ大きな悪材料があるからセリクラが起こるので、できないのが基本だと思います。
たとえば、2015年のチャイナ・ショックは、歴史に残るほどのセリクラでもなかったかもしれませんがちょっと考えてみましょう。
チャイナ・ショックの原因は元の急な切り下げでした。これは英語と中国語の新聞(サイト)を毎日4時に起きて読むようなアナリストの方ならかろうじて気が付いたかもしれませんが一般の人には難しかったのではないでしょうか。
リーマンショックのときは、ローンが払えなくなる人が増えているということで、ここに注目した人は前の年から「気を付けよう」と言っていました。
でも、そう思わなかった人が多かったからリーマンショックになってしまいました。
現在はセリクラが起きそうかどうか?
セリクラというか、国の経済状態を見るのに、各国の10年債と2年債の金利の差が狭くなってくると危ないとか、いろいろいいます。
2018年の終わりごろ、欧米の経済指標も少しずつ悪くなっているし、米国のFRBのパウエル議長が「もう利上げは減らすんじゃないか」と思わせる発言をしたというので、経済が悪くなっていくんじゃないか、という話が出ています。
でも、予期せぬ暴落があるかどうかは、誰にもわからないと思います。
セリクラの終わりを予測することはできるか?
これも難しいと考えたほうがよさそうです。
で、セリクラはその後にチャートが上がることが多いとされています。
ということは、セリクラの終わりがわかればいい押し目買いができると思ってしまいますが、これも目の当たりにすると「今?それとももう少し先?」と思えてしまい、難しいです。
テクニカル分析と、セリクラの原因になったファンダメンタルを合わせてしっかり分析するしかないようです。
セリクラは、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使い方は?
もしほんとうにセリクラが起きているとわかれば、ずーっと「下」ばかりやっていれば良いので楽そうですね。
とはいえ、意外と一方的な暴落というのはなくて所々で買いが入ってしまいます。
ストップロスを巻き込んで落ちるときも、自動で決済されていくので一瞬で下げ切ってしまうことが多いです。
なかなか難しいですが、セリクラと気が付いたらそれはチャンスなので、慎重にバイナリーオプションをしたみたいです。
セリクラ何時間足でいう?長期だけの話?
もともとはリーマンショックのように中長期の相場を見ながらいっていました。
でも、今は1分足でFXスキャルピングをする人も、超短期のセリクラだといってトレードチャンスにしています。
今は何時間足でもいうようです。
セリクラまとめ
そういえば検索していたらこんな意味も出てきました。
トレーダー仲間と話をするときはちゃんと「セリング・クライマックス」と言ったほうがよさそうです。
セリクラとは
weblioより
競争入札の方式を導入した出会い系ビジネス。気に入った女の子に対して支払えるデート代を提示し、基本的に最も高額入札した男性が指名した女性とのデートを楽しめるという方式の店。
こんなお店本当にあるんでしょうか。
セリクラに関係する専門用語解説
セリクラ・・セリング・クライマックス。競りクラブのことではない。
バイイング・クライマックス・・セリング・クライマックスの反対で、買いが買いを読んで相場が暴騰すること。
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