MT4の「フィボナッチリトレースメント」設定の仕方と使い方(攻略法)初心者向けガイド

MT4の「挿入」にある図形の一種で、チャート分析に便利な「フィボナッチ」5種類の導入・設定などのガイドと、バイナリーオプションの攻略への使い方ですよ。

レジサポラインになったりと便利なやつです!

MT4を導入していない人はコチラ↓
関連リンク「MT4導入方法」

え、インジケータってなに?っていう人はこちら
使い方は「フィボナッチリトレースメント」で説明しますよ(´・ω・`)

フィボナッチリトレースメントの入手方法と基本設定

このチャートの上に水平にある、6本の黄色いラインが「フィボナッチ・リトレースメント」ですよ!
(色は変更できます)

MT4に標準装備です。
場所は最初にも書いたけど「挿入」のところにあります。
(MT5ではオブジェクトというところにあります)

MT4のフィボナッチの説明サイトはここ。

入手場所とチャートに表示させる方法

「挿入」→「フィボナッチ」→「リトレースメント」で出てきた変な記号をクリック&ドラッグして場所を決める。

名前 フィボナッチリトレースメント(Fibonacci retracement)
入手場所 MT4に標準装備
種類 チャネル系
英語表記 Fibonacci retracement
表示させる方法 「挿入」→「フィボナッチ」→「リトレースメント」で出てきた変な記号をクリック&ドラッグして場所を決める。

フィボナッチリトレースメントで引かれるラインは、上からこの6本です。

100.0
61.8
50.0
38.2
23.6
0.0

フィボナッチリトレースメントの引き方(基本パラメータ設定)


パラメーターというのはなくて、フィボナッチ数列を元に決まった数の比率で描かれます。
この線がレジスタンスラインやサポートラインになります。

つまり、レジサポラインを簡単に弾けるやつ!です。

引き方は簡単です。

変な記号をクリックして、一番の高値と一番の安値を結ぶ

最初に変な記号をどちらか(高値か安値)に置いて、次にもう一方のどちらかに移動させ、手を放します。

ダメな場所だと思ったら、赤い点線のほうをダブルクリックすると、小さい白い四角が3個出てきます。
それをクリック&ドラッグで動かせます。
もう動かさなくて良くなったら、もう一度ダブルクリックします。

ダブルクリックとは

フィボナッチの意味


フィボナッチ数列というのが使われています。
なんか気持ちの良い数字の並びなのだそうです。

フィボナッチとは

フィボナッチリトレースメントは、フィボナッチ数列を元に決まった数の比率で描かれます。
これをフィボナッチ「比率」といって、チャートに描かれたラインはこの「比率」と同じになっています。

フィボナッチ数列というのは、前の2つの数字を足していく数の列。これですよ(‘ω’)ノ
足してみてね。

1、2、3、5、8、13、21、34…

フィボナッチ数列は、自然界にもそういう並びのものがいっぱいあるし、人間がそれを見ると「心地よい」と感じるものなのだそうですよ!

それがなんでレジサポラインを見つけてくれるのかは、ちゃんとした説明を見たことがありません。
「誰が見ても気持ちの良いところに落ち着くのは、市場も同じだから」????
みたいな説明が精いっぱいらしいです。

でも、よくピッタリになっているのでほんとうに不思議だし、使えると思います(‘ω’)ノ

フィボナッチ数列とは

フィボナッチリトレースメントの計算式ざっくり


フィボナッチリトレースメントをはじめ、フィボナッチの仲間のテクニカル分析は、計算式もルートとかあって複雑です。
Wikipediaのキャプチャーを載せておきますので、詳しくしらべたい方はWikipediaを見てね(;^_^A

フィボナッチリトレースメント(Wikipedia)

フィボナッチリトレースメントの一般的な使い方

(一般的=FXでの使い方)
FXの人はよく使っています。

レジサポラインを見つける

次の「なぜかフィボナッチリトレースメントのところで止まるローソク足」で説明しますが、フィボナッチリトレースメントを引くと、それがそのままレジサポラインになります。

なので、楽です。

なぜかフィボナッチリトレースメントのところで止まるローソク足

これは、上昇トレンドのときです。

先に高値のところに変な記号を置いてから、安値のところまで引っ張って、手を放して引いたフィボナッチリトレースメントです。

引くために使った位置は、黄色い〇を描いてあります。

で、赤い〇ですが、ここの所でローソク足が止まって反転したりしています。
(しばらく止まって、また同じ方向に向かうときもあります)

こんなふうになぜかフィボナッチリトレースメントのところで止まりやすいので、レジサポラインを使うトレードすべてに使えます。

利益確定、損切りの位置を決める

フィボナッチリトレースメントで過去に止まったところがわかるので、過去の安値で損切りをする場合にも場所を見つけやすいです。

利益確定や損切りのことは「手仕舞いとは」のところでも書いていますので、参考にしてください!

海外バイナリーオプション短期取引での攻略法

レジサポラインを見つけたら、そのままレジサポを使ったバイナリーオプションをすれば良いですね!

何時間足が使いやすい?

何時間足でも使えます。

そのほかのフィボナッチ5種


MT4の「フィボナッチ」のところには、フィボナッチリトレースメントを合わせて全部で5種類あります。
MT5になるともっと増えますが、フィボナッチリトレースメントがよく使われているようです。
また機会があったら詳しく書くけど、ここではまとめだけにしておきますね。

5種類のフィボナッチ

フィボナッチリトレースメント フィボナッチ比率で水平に描かれるライン、レジサポの目安にする
フィボナッチタイムゾーン 1、2、3、5、8、という幅のラインが垂直に描かれて、時間を分析する
フィボナッチファン フィボナッチ比率で扇状に描かれて、チャートの形を分析する
フィボナッチアーク フィボナッチ比率で円弧状に描かれ、チャートの形と時間を分析する
フィボナッチエクスパンション チャートの外にも描かれる水平ラインで、利益確定の目安などに使う

フィボナッチエクスパンションのことは「手仕舞いとは」のところも読んでみてくださいね。

フィボナッチの総評・まとめ

不思議な数字、フィボナッチ数列からいろいろな分析方法ができたみたいですが、フィボナッチリトレースメントとフィボナッチエクスパンションしか使ったことがないです。

ほかは、描くのも分析するのも、難しそうで覚えるのも大変ですね(;^_^A

フィボナッチにおける専門用語解説

フィボナッチリトレースメント・・フィボナッチ比率で描かれた水平ライン。すごく便利で不思議。
フィボナッチ数列・・不思議な数列。
レジサポライン・・市場参加者の多くが買った価格など、どうしてもそこで止まるような価格を結んだライン。
レジスタンスラインは、チャートが上昇するのを抑えるけど、価格がそれを超えてしまうと、同じラインがサポートラインになるという法則がある。

用語集も見てね。

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