ケルトナー・チャネル（KC)の設定の仕方と使い方（トレード・インターセプターPC）

トレードインターセプター（Trade Interceptor）のインディケータ、「ケルトナー・チャネル」（Keltner Channel）の導入から使い方、FXでの一般的な使い方とBOでの使い方を解説しますよ。（ここでは長いので「トレードインターセプター」をTICって書きますね）

ケルトナー・チャネルはボリンジャーバンドに似ているけど違うインディケータです。

TICを導入していない人はコチラ↓

関連リンク「TIC導入方法」

え、インディケータってなに？っていう人はこちら

ケルトナー・チャネルの入手方法と基本パラメータ設定

TICに標準装備なので簡単に表示できます。
上の図のボリンジャーバンドみたいな3本です。

入手場所とチャートに表示させる方法、英語表記など

チャートの下の「N」みたいな雷みたいなマークをクリック、「Add Indicator」をクリック、一覧が出るので「Keltner Channel」を選んで右下の「Add」をクリックすると出せます。

基本パラメータ設定

メニューをもう一度出して、「ケルトナー・チャネル」の名前の上をクリックすると設定できます。
特に変える必要はありません。

ケルトナー・チャネルとは

ボリンジャーバンドよりもシンプルな考え方で描かれます。

ケルトナー・チャネルとは？ボリンジャーバンドとの違い

ケルトナー・チャネルは3本の線からなっています。真ん中の線を中心に価格変動の幅だけ離した線を上下に配置したかたちになっています。

ケルトナー・チャネルの計算式ざっくり

ボリンジャーバンドとは3本の線を出す計算が違います。

上と下のラインは、幅を1.5倍して描くのが普通です。

また、上と下のラインの出し方で、ATR（アベレージ・トゥルー・レンジ、真の値幅と訳されます）を使う方法もあります。
TICのケルトナー・バンドという別のインディケータはこれを使っているのかと思います。（運営にメールしてみましたが、返事がきませんでした。私の英語が間違っていたのかもしれません）

ケルトナー・チャネルの一般的な使い方

（一般的＝FXでの使い方）
FXでは、トレンドをフォロー（トレンドと同じ方向に投資する）するために使います。

ケルトナー・バンドのFX売買

上に出たら、買いをするということです。しかし、上のチャートに書いたようにうまくいくときといかないときがあります。
長い間レンジ相場が続いたあとなど、力強いトレンドが出たときにはこの使い方でしっかりと利益が出せそうです。

また、このケルトナー・チャネルはエントリーはわかりやすいけれど、利益確定の場所を特定しにくいといわれます。
使うときは、エントリーする前に「ケルトナー・チャネルの反対側に出たら手仕舞い」などと決めてからがいいでしょう。

海外バイナリーオプション短期取引での攻略法

FXのところでは、トレンドと同じ方向にトレードするという「順張り」のために作られたインディケータだと書きました。

しかし、ケルトナー・チャネルからローソク足が出てからも上に行ったり下に行ったりするので、海外バイナリーオプションで使えないのではないかと考えました。
で、逆張りでバイナリーオプションをしてみます。

ケルトナー・チャネルで海外バイナリーオプションやってみた

まず、1分足でレンジ相場になっている通貨ペアを探しました。
強いトレンドが出ていると
ユーロドルが良い感じだったので、ケルトナー・チャネルからローソク足が出るのを待ちます。

下側に出ました。
しかし、出て1本目のところで「上」を買っていいものかどうか迷います。
陽線が出始めてから「上」を買いたいですね。
30秒のバイナリーオプションじゃないと、すぐにまた下がりそうに思えたので30秒にしました。

もちろんクイックデモです。本口座でのトレードはうまく使えるようになってからです。
最後の陽線（上昇をあらわすローソク足）は、上がったり下がったりしていましたが、見ていると上がるときのほうが早いし、たくさん上がるようです。買ってみました。

30秒待っていると、次のローソク足も陽線です。しっかり上がってくれる感じで、結果も勝利でした。

たしかに、飛び出たら反対を買うという戦略で今回はうまくいきました。
でも、ボリンジャーバンドと同じように、勝負に出たときに限って飛び出た方向にどんどん動く、なんてことがあるかもしれません。
必ずレンジ相場で使うとか、指標発表のないときにするとかの注意が必要です。

何時間足が使いやすい？

何時間足でも使えます。

ケルトナー・チャネルの総評・まとめ

ボリンジャーバンドほどではないですが、価格が大きく動いたときにはバンドの幅が広がります。
それでもボリンジャーバンドのようにローソク足と一緒には動かず、離れてしまうこともしょっちゅうです。

移動平均線と同じように、ローソク足がすごく離れたときに反動の戻りを狙って買うなどの方法がいいのかもしれません。

ケルトナー・チャネルにおける専門用語解説

ケルトナー・チャネル・・作ったのはチェット・ケルトナーさん。1960年代だそうで、その後いろいろな人が改良を加えています。

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