プライスROC(価格変更率)の設定の仕方と使い方(トレード・インターセプターPC)
トレードインターセプター(Trade Interceptor)のインディケータ、「プライスROC」(Price ROC)の導入から使い方、FXでの一般的な使い方とBOでの使い方を解説しますよ。(ここでは長いので「トレードインターセプター」をTICって書きますね)
プライスROCは買われすぎとかをみるオシレーターです。
TICを導入していない人はコチラ↓
関連リンク「TIC導入方法」
インディケータってなに?っていう人はこちら
この記事の目次
プライスROCの入手方法と基本パラメータ設定
過去の価格と今の価格を比べるという簡単な考えが元になっています。
トレンドもわかるし、売られすぎ買われすぎもわかります。
入手場所とチャートに表示させる方法、英語表記など
チャートの下の「N」みたいな雷みたいなマークをクリック、「Add Indicator」をクリック、一覧が出るので「Price ROC」を選んで右下の「Add」をクリックすると出せます。
名前(別名) | プライスROC(価格変更率、価格変化率) |
入手場所 | TICに標準装備 |
種類 | オシレーター系(モメンタム系ということも) |
英語表記 | Price rate of change (ROC) |
表示させる方法 | メニューから選択 |
基本パラメータ設定
メニューをもう一度出して、「Price ROC」の名前の上をクリックするとParametersというのがあって設定できます。
特に変える必要はありません。
period | 14 |
Displacement | 0 |
Apply to | Close |
プライスROCの意味、特徴、計算式
(色を変えてみました。上昇と下落とを見分けることができます。〇のところで変更できます)
プライスROCとは
使い方はシンプルです。
プライスROCが下がっていたら下落トレンド
プライスROCがすごく下なら売られすぎ
プライスROCが0ラインを上から下に抜けたら売り
RSIのように売られすぎ買われすぎのめやすになるような80とか20とかのラインがありません。
プライスROCでのそういう値は、0ラインを中心にいくらでも大きくなるので、そこは注意しないとダメで、「この銘柄がこの値なら大きすぎるな」というようにあらかじめ見ておく必要があります。
これは面倒なので、あまり売られすぎ買われすぎに使う人が日本ではいないようです。
プライスROCの計算式ざっくり
基本はこの式です。使う価格は、終値です。
(TICでは、高値などにも変更できますが、終値でOKです)
プライスROCの一般的な使い方
(一般的=FXでの使い方)
売られすぎ買われすぎでトレードするよりも、0ラインのうわ抜け、下抜け、でやったほうがいいように思います。
プライスROCのFX売買
チャートはオーストラリアドル円の1時間足で、デイトレードにいいかなと思って出してみました。
上の図で、〇をつけてみました。
赤=0ラインを抜けたところ
緑=すごく上かすごく下
比べてみると、どちらが有利かというのは判断しにくそうです。
オシレーター系は、どれもほかのテクニカル分析の補助として考えられているものなので、これを見つつ好きなテクニカル分析を
海外バイナリーオプション短期取引での攻略法
どの使い方にするかですが、やっぱり0ラインにしましょう。
プライスROCで海外バイナリーオプションやってみた
デモをやります。
このユーロ円の1分足は、上から下がってきて0ラインを超えそうになるのですが、跳ね返って上がってしまいます。
これが何度も続くので、もう「触ったら上」にしました。
0ラインに触って、ローソク足は、下ヒゲを出し始めています。
上を買いました。
1分のバイナリーオプションです。
小さな上昇になってしまいましたが、30秒、1分なら勝てる上昇でした。
うーん。本口座だったらなあ~。
このときは、使い方を無視して「0ラインに触ったら跳ね返る」ということでトレードしました。
理由は、それまでの数十分の動きで、何度も跳ね返っていたので「しばらくこんなのが続くかも」と考えたからでした。
ただし、あまりにも何度も跳ね返っていると、いつかブレイク(0ラインを下抜ける)してしまうエネルギーを溜めていることにもなります。
あまり何度も同じトレードを繰り返すこともできないと思います。
何時間足が使いやすい?
何時間足でも使えます。
意外と1分足でも意味のある動きで、バイナリーオプションの補助として使えそうです。
プライスROCの総評・まとめ
みやすいなと感じました。
計算も簡単なので、期間を変えてやってみると面白そうです。
(一か月まえの日足で設定するとか)
プライスROCにおける専門用語解説
プライスROC・・シンプルなオシレーター系インディケータ。
ブレイク・・価格がサポートラインやレジスタンスラインを突き破って進むこと。相場が強くなったと判断する。
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