SMMA（平滑移動平均）の設定の仕方と使い方（トレード・インターセプターPC）
トレードインターセプター（Trade Interceptor）のインディケータ、「SMMA」（平滑移動平均）の導入から使い方、FXでの一般的な使い方とBOでの使い方を解説しますよ。（ここでは長いので「トレードインターセプター」をTICって書きますね）
SMMAはゆっくりと動く、めずらしい移動平均線です。
TICを導入していない人はコチラ↓
関連リンク「TIC導入方法」
専門用語はこちら
この記事の目次
SMMAの入手方法と基本パラメータ設定
（出すと左上にSmoothedMAと出ます。単純移動平均と比べるとなめらかな移動平均線です。）
入手場所とチャートに表示させる方法、英語表記など
チャートの下の「N」みたいな雷みたいなマークをクリック、「Add Indicator」をクリック、一覧が出るので「Smoothed Moving Average」を選んで右下の「Add」をクリックすると出せます。
| 名前(別名) | SMMA（平滑移動平均線） |
| 入手場所 | TICに標準装備 |
| 種類 | トレンド系 |
| 英語表記 | Smoothed Moving Average |
| 表示させる方法 | メニューから選択 |
基本パラメータ設定
メニューをもう一度出して、「Smoothed Moving Average」の名前の上をクリックするとParametersというのがあって設定できます。
特に変える必要はありません。
| period | 14 |
| Displacement | 0 |
| Apply to | Close |
SMMAの意味、特徴、計算式
（単純移動平均線とSMMAを出してみました。単純移動平均線はピンクです。SMMAの動きが鈍感なことがわかります）
SMMAは移動平均線の一種ですが、日本ではあまり見かけないみたいです。
基本になる単純移動平均線をアレンジしてゆるやかな移動平均線を描くインディケータです。
SMMAとは
指数平滑移動平均線（EMA）とは違います。
加重移動平均（WMA）とも違います。
でも、使い方はほかの移動平均線と同じです
※これらの移動平均線は、今と近い終値を2倍にしたり3倍にしたりしてから平均の計算をして、できるだけ敏感に動くように工夫されています。
※反対に、SMMAは鈍感にゆったり動くような計算をしています。
ほかの移動平均線について深掘りしたいひとは、よくまとまっているここはどうでしょうか。
SMMAの計算式ざっくり
TICがどのような計算方法を採用しているのか、あいかわらずわかっていないのですが、以下の方法が一般的なようです。
これを出すための一番最初のSMMAのところだけ単純移動平均を使って出していきます。
SMMAの一般的な使い方
上のチャートはドル円の日足です。
同じ期間の単純移動平均線がローソク足の近くにあるのですが、近すぎてローソク足と何度も交差して売買シグナルなのかどうかわかりません。
こんなときにのんびり動いてダマシの少ないSMMAを並べると使いやすいかもしれません。
（一般的＝FXでの使い方）
SMMAのFX売買
SMMAよりもローソク足が下にあれば下落トレンド
また、単純移動平均線でゴールデンクロスなどの使い方がありますが、同じように使えます。
（出るのがとても遅いので使いにくいです）
ほかにグランビルの法則を使うことができます。（動きは遅いので単純移動平均線とかと一緒に使う）
海外バイナリーオプション短期取引での攻略法
単純移動平均線と同じように使いたいですが、動きが遅いので、一緒に使います。
SMMAで海外バイナリーオプションやってみた
1分足でやってみましょう。
ドル円は下落トレンドで、SMMAはなだらかに下がっています。
・SMMAで下落トレンドを確認
・SMA（単純移動平均）にローソク足が触ったら下を買う
というふうにしてみます。
移動平均線をたよりにバイナリーオプションをするには、思った通りの方向に行くまですこし時間がかかります。
というわけで、3分のバイナリーオプションにしました。
買った後のローソク足も上がってしまい、ピンチです。
最後には下がったので、もう少し待ってから買えばよかったのですが、それにしても強く上がりすぎてSMMAにも触りそうなくらいです。
移動平均線だけでは、細かいタイミングがみつけにくいですね。
得意なテクニカルの補助に使うくらいになりそうです。
何時間足が使いやすい？
何時間足でも使えます。
SMMAの総評・まとめ
ほかの移動平均線が、いかに相場に対して敏感に反応させるのかを追求しているのに対してSMMAは反対の発想なのが面白いです。
新しい使い方がたくさんありそうです。
SMMAにおける専門用語解説
SMMA・・めずらしい移動平均線
移動平均線・・調べたい期間の終値を全部足して、期間で割った数値をつなげていくライン。価格の平均値を描き続けるので相場分析に有効。
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