ヘッドライン相場とは?為替が動きそうなメイ首相の発言ヘッドライン
最近はドル円もユーロがらみもポンドがらみも、ヘッドライン相場と呼ばれるや~ん。
どういうことかというと、ニュースのタイトルが流れただけで10pipsも20pipsも、というか2円も3円も動くような相場、AIのアルゴリズム取引の影響もあるかもしれないけど、動きやすいニュースは流行りもあるみたい。
この記事の目次
1番人気ヘッドラインは英国のメイ首相の発言
すでに今年の初めころから、1月17日にはメイ首相が講演をするというニュースは聞いていましたけど、直前の1月15日、日曜日に英国の新聞のヘッドラインのせいで、月曜の朝からポンドがドカンと下がりました。ポンドらしいっちゃらしいですが。
土曜の終値から月曜の日本の始値まで、ポンド円で255pipsくらいの窓があります。もちろんというか、火曜になっても窓は全然埋まっていません。
15日日曜日の報道
ロイターの日本語版などを今振り返ると、15日には「EU離脱に関する対立を終わらせよう、みんなで団結しよう」と呼びかける予定だという報道があったようです。これだけだとなんでポンドがあんなに落ちたのかよくわかりません。
でも、当日は「移民制限を優先するハードブレグジット路線を強調する予定」みたいなヘッドラインニュースのほうがそこらじゅうで流れていました。Twitterでも主なカリスマトレーダーがつぶやきまくっていたのです。
そうすると、市場は事実よりも雰囲気で動くので、月曜にはポンド暴落となったのですね。
ようするに、「移民制限を優先する」と聞いただけで「シングルマーケットから離脱!」「そうすると、これはハードブリグジットだな!」となってしまい、大げさなtweetも増えていたみたいです。なんじゃそりゃ~な相場、それがヘッドライン相場。
ここで「シングルマーケット」(単一市場)ってなんだっけ?
え~っと、ユーロの歴史なんですけど、通貨のユーロがスタートしたのは、1999年1月です。EU加盟国がみんな使うようになりました。
(イギリスだけ金融立国ということもあり、いろいろでイギリスポンドのままでした)
それまでは、ドイツはマルクだったり、フランスはフランだったり、だったのですね。だから元銀行員のカリスマトレーダーなんてたまにユーロのことを「マルク」って言い間違えたりしています。
なんで統一したかというと、「開かれた世界」みたいな理想があって、それを実現しようとしたからってことらしいです。それまでヨーロッパの隣同士の国々がちまちまちまちま戦争を繰り返していたので、もっと平和にみんなで力を合わせるようなしくみにしようよ、的な感じですかね~。
経済的にもアレなので、たとえば「小さい家電メーカーとかが大きいところに買収されてみんなで一緒に稼げば大丈夫だよ」というのと似たような理由があったのでしょう。小さい国がみんな戦争ばかりしていたら、お金も貯まりませんよね。
「ユーロを統一しようよ、通貨も統一しようよ」と決まったので、統一通貨のユーロが使われるようになりました。
で、シェンゲン協定というものも締結されたのです。これは「人、もの、金、サービス」がEU加盟国の間で自由に行き来できますよ、ってやつなのです。それでEUの市場はひとつだよっていうので「単一市場」(シングルマーケット)と呼ばれるのです。
でも急に「単一市場」と呼んだり「シングルマーケット」と呼んだり、っていうのはやめて欲しいですね~。ややこしい!
メイ首相の1月17日の演説内容の予想がもう出てます!時間は何時?
演説の時間が、17日の日本の朝9時をすぎてもグローバルインフォみたいなニュース会社でもわからないみたいです。
いままでの英国の指標は、日本時間の17時くらいから、翌朝9時台まであります。要人発言は日本の夜中が多いので、このあたりだと思うしかなさそう。
20:45と今、ラジオ日経で「不確かだけど」って流れています。無難そうな時間ではありますね。
次に英語のニュースをつぶやいた人が居て、11am GMTと書いてあります。日本時間の換算アプリでみたら20時ですね。まあそのあたりにどこかでニュースが流れそうです。
内容では、一番大きく報道されたのが英国のテレグラフというところが報じている「EU離脱について行う演説で、単一市場と関税同盟からの撤退を表明する見通し」です。
つまりこれまでよく「ハードブレグジットならポンド下落」といわれていた、ハードブレグジットが起こるようです。ハードとソフトの違いは、なんといっても「英国が楽できるかどうか」で、楽できるなら「ソフト」、キツイなら「ハード」ですよね。
関税のいらなかった「単一市場」で儲けていたのに、これからあまり楽々と儲からなくなるので「ハード」です。
金融機関が昨年から撤退しているというのも、もっと儲かるところに引っ越そうとしているのでしょうね~。
メイ首相の演説でポンドはどうなるの?
メイ首相の演説の前から、これだけ噂が流れて、ポンドも思いっきり下落しています。その後トランプ次期大統領がメイ首相を褒めるようなつぶやきをしてちょい上げて、な展開。
で、演説本番になるとどうなるかわからない。こういうときって、「噂で売って事実で買え」で、予想と反して上がるかもしれない。そして一言一言にアルゴが反応して、ヒゲだらけになりそう。
メイ首相ってけっこう発言がバタついてるよねっていう記事もどうぞ。
メイ首相の演説の判断方法と、イギリスポンドのバイナリーオプション戦略というか、やめとく?
ドラギさんやイエレンさんのように、Ustreamかなんかで動画配信してくれると良いのですが、ぜんぜんそういう情報も見つかりません。
もしかしてBBC放送がやれるかも、という程度だそうです。
日本のFX会社のアプリか、最近はハイローオーストラリアのトップページの下のほうにヘッドラインを流してくれているので、それをマメに見ておくくらいでしょうか。
ソフト的な発言ってどういう発言?
今まで噂で出ていた、「もう関税払ってもいいし、単一市場から抜けて多少損しても良いから、とにかく移民に来てもらっちゃ困るのよ」という意思が、ちょっとでも揺らぐような発言だとソフトです。
ただし、ソフトだからといってポンドが上がるかどうかはわからないですよね。
また、昨年からちょっと話題になってたことで「最高裁に委ねる」とか言い出したら、ソフトに未練があると思われてしまいそう。実際はこれあまり意味ないとも聞きましたが。
ハード的な発言ってどういう発言?
逆にハード的な発言はわかりやすくて、さっき書いたようにこの内容ならハードです。
「もう関税払ってもいいし、単一市場から抜けて多少損しても良いから、とにかく移民に来てもらっちゃ困るのよ」
(ウチは移民をウチだけで完璧に管理できるわよ~ん的な)
EUのいいぶんは「移民だけのけといて、ほかは便利で儲かるように単一市場に残ろうなんて、許さんぞ」ですから、折り合いをつけてスムーズにEU離脱を進めたいなら、メイ首相もスパッと言うでしょう。あと、他の表現もあるかもしれないので、注意してくださいね。
割と自分の思った通りに進めたいという性格といわれていますし。
で、バイナリーオプション戦略
自信のある人は良いですが、ない人は演説の間は見てるだけ~が賢いかも。
とかいって、その時になるとエントリーしてしまうかもというのはきゃべつも同じ(笑)。
聞ける人は偉い人に限られているそうなので、ニュースも遅れて届きそう。
ポジションサイズ小さめで行きましょう。
ちなみに、今、ドル弱い、EU問題ならユーロも下がる、で、ガサガサしたチャートになっていました。その点、ポンド/円が見やすかったです。
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