フランス大統領選が終わってリスクオンになった理由まとめ

海外FXからのメールマガジンに「マクロン大統領おめでとうございます」というタイトルがあって思わず「おいおい~まだや~!」と突っ込んでしまったや~ん。
もちろん、まだフランスの次期大統領は決まっていません。

4月23日に行われたフランス大統領選では、予想通り上位に(元)国民戦線のルペン候補と無所属のマクロン候補が残り、5月7日の最終決戦で戦うことになりました。

2017年4月23日の1回目のフランス大統領選挙の結果まとめ


4月23日は、日曜日でした。どこでも大きな選挙は日曜日ですが、問題は為替市場。

オセアニアの次に開く東京市場は、世界でも有数の大きな市場です。そして欧米の政治イベントの結果の波をもろに受けるのは毎度の話。今回も為替チャートは大きな窓を開けてスタートしました。

1回目フランス大統領選挙の投票結果

日本時間の早朝には結果がわかると言われていましたが、フランスは日本のような出口調査がないのだそうです。それで一般のマスコミなどがそれぞれの結果を流すので、日本に入ってくる情報もバラバラでした。結局、3日過ぎた今日26日にはNHKの「フランス大統領選挙2017」という専門サイトに載っているのが一番信用できるかなと思いますので書き写させていただきます。敬称は略させていただきます。

1位 マクロン 8657326票 24.01%
2位 ルペン 7679493票 21.3%
3位 フィヨン 7213797票 20.01%
4位 メランション 7060885票 19.58%
5位 アモン 2291565票 6.36%

早朝の2時とか3時とかには、海外の普通のニュースでもルペン候補が1位になったりマクロン候補が1位になったりで、普通に日本の朝がはじまったころにやっと「マクロン候補が首位」というニュースにまとまりました。

それはいいですけど、この大統領選挙の直前には急に「メランション候補の人気が急上昇」という話も出ていましたね。蓋を開けてみれば5人中4位で終わっています。ただ、5位のアモン候補の200万票台と比べると票数はみんな700万票以上あるので、なかなかいい勝負だった印象です。

メランション候補については、日本のワイドショーかなにかですごい人気みたいなことを言っていましたが、チャンネルを変えてケーブルテレビでフランスの放送局のニュースを見ると「他の候補はみんなメランション候補を攻撃している」という報道ばかりでしたから、なんだかなあと思ってしまいます。

フランス大統領選の前にも後にも騒ぎがあった

フランス大統領選の前の4月21日には、あのシャンゼリゼ通りで発砲事件がありました。すごくイケメンの警官が亡くなってしまい、何重もの意味で悲しい出来事でした。

そして、23日には投票も終わる夜に「反ルペン」「反マクロン」を叫んだ若者が暴徒化し、ケガ人が出ました。どっちだよって感じですが、暴れたかっただけなのでしょうか。

4月23日を過ぎた両候補の最近の様子、マクロンさん叱られる


さて、ルペン候補は「EU離脱するよ」という人で、マクロン候補が「EUを尊重して仲良くやろうね」という人です。それから移民に対しても厳しい意見なのがルペン候補なので「フランスのトランプ」とも呼ばれていました。

ルペン候補はお父さんから受け継いだ国民戦線の党首をやめたのが逆効果に?

今よりも過激だったともいわれる「国民戦線」という党。その創始者がルペン候補の父で、ルペン候補もここの党首として立候補しました。「反EU」「反移民」を掲げて、同調する国民の支持をある程度得たので、この選挙結果なのですが……。

選挙の翌日の月曜日に、はやばやと「国民戦線の党首をやめる」と宣言。やめてしまいました。

このまま国民戦線のイメージを背負っていては、次の選挙で票を獲得できそうもないと考えたのだろうとは想像がつきます。

しかし、これでは熱狂的な支持者が離れてしまい、逆効果ではないかという意見がすごく多いようです。失敗だったんでしょうか~ルペンさん。

ルペンさんの復習はこちらでどうぞ

女性関係ばかり取りざたされ、部下にもDisられはじめたマクロン候補

「まるで選挙参謀」といわれるくらい、マクロン候補を応援しているオランド大統領。みんな忘れてると思うけど、今のフランスの大統領はオランド大統領なんですよ……。そのオランド大統領にも気のゆるみを叱られたマクロン候補、大丈夫なのでしょうか。

選挙結果が出た後の演説が、まるでもう大統領になったかのようなドヤ顔ぶりなのも批判されました。演説後はパリの老舗レストランではしゃぎ、指摘されると「そんなに高い店じゃない」と反論している始末でした。

部下にあたる人に「詰めが甘い」「謙虚に」と叱られたとの噂も流れました。

日本ではダジャレのネタにされるマクロン候補

あまりにも誰でも思いつくので、誰も言わないのにとうとう誰かが言い出したダジャレ。

「マクロン」→「マカロン」(お菓子)
「ルペン」→「ルパン」(泥棒)

いつの間にか追いかけ年の差婚のスキャンダルが素敵なファーストレディー物語に

あんまり為替には関係ないのですが、たしかマクロン候補は高校時代の教師に恋をして、いったん諦め、追いかけて最後に結婚したという経緯がありますね。ちょっと前まではスキャンダラスに報道されていた気がします。

この高校教師だった方は今も奥様で、もしかしたらフランスのファーストレディーになるかもしれません。ブリジット・マクロンさんとおっしゃるそうです。年の差は24歳だそうです。特にフランスは自由な恋愛の国だそうなので、年齢とかはいいのですが、もうすぐファーストレディーになるかもしれないブリジットさんを「マクロン候補の人生を作った重要な女性」などと持ち上げているところが増えています。

とても美しくて知的な方なので、こちらの報道が正しいのでしょうね。

フランス大統領選挙を終えた為替市場はリスクオンに?!


まあとにかく、ルペン候補が1位になっていたらまたまた「フランスがEU離脱か?!」ということになり世界の株も暴落するのではないかという前評判でしたので、そうではなくなりリスクオンになりました。

同時に、アジアというか日本も怖かったのですが、4月25日までに何度かあった北朝鮮のお祭りのときに特に核攻撃もなく軍事演習だけで終わったということで、この材料でもリスクオンになっています。

世界の株はおおむね上昇

4月25日の終値までは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイス、そしてギリシアも、欧州の株価指数は陽線引けです。
米国株価指数も、NYダウ、S&P500、ナスダック、全部陽線引け。

われらが日経平均はなが~い間(?)ジメジメと低迷していましたが、なんとか19,000円台を回復、TOPIXもマザーズも快調です。
(東芝さんのむちゃくちゃぶりには閉口しますが)

為替もリスクオンに動きました


https://www.mataf.net/en/forex/tools/currency-indexより

今回は、ユーロが一番買われました。ユーロを使う国の話だし、そこがユーロを使わなくなるなんて危機ですから、そうなりますよね。

各国の通貨の強さを見ると、円がどーんと弱くなり、ユーロがずずーんと強くなりました。まるで鏡に映したようです。

朝イチで政治イベントの被害(?)を受ける日本市場ですが、窓開けで全部上。ドル/円のショートをしていた人が多かったので、せっかくの円安も喜べなかったかもですね。

今後のバイナリーオプション戦略?!


一番強いユーロと、一番弱い円の組み合わせ、ユーロ/円に注目したいところです。

ポンドももみ合いが続いたのでよく動くのではという話も耳にしました。

日本のゴールデンウイークに注意

週末のトランプ大統領の暫定予算の次には日本が長期休暇に入ります。

今年2017年のゴールデンウイークは、5月3、4、5日です。しかし5月1日には欧州や香港が休日になります。で、この5月の第一週は米FOMC、オーストラリア政策金利発表、そして5月5日には米雇用統計が待っています。

5月1日は流動性の低下、5日には乱高下に備えておかないとですね~。

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