トランプ大統領の100日間とドルの動きまとめ

トランプ大統領はハネムーン期間が4月29日に終わるや~ん。アメリカの大統領就任後の100日間は、マスコミも悪口を書かずに暖かく見守りましょうというしきたり(?)でしたが、この間にもうトランプ大統領の評判が落ちていますが、大丈夫でしょうか。そしてドル円は……。

トランプ大統領の100日間の主な出来事


ひとことでいうと「やってる感を出すためがんばった」という印象のある100日間でした。大統領令にサインしただけでは、法案は正式にスタートできないのですね。

就任早々、数々の大統領令にサイン、次々と不発に終わる

大統領令には2種類あるそうで、すぐに進めることができるものと、手続きに時間のかかるものがあるそうです。どちらも議会は阻止する方法を持っているので、大統領令にサインしただけで「決まり!」とならないのが現実的なところです。

大統領就任が1月の20日でしたが、翌日くらいから「メキシコに壁を作る」などの法案に次々と大統領令にサインをしていました。最初の10個くらいは追いかけていたのですが、とうとう追いかけきれなくなってしまいました。それでも、この2つは印象に残っています。不発に終わったものですが。

1・特定の国からの難民の受け入れを停止
2・オバマケア撤廃

1の入国禁止令は、カリフォルニア州をはじめ多くの州が反対してトランプ大統領の面目丸つぶれ感がありました。
そして、2のオバマケア撤廃については、今度また話し合われるそうですが、最初、3月の末には「採決先送り」になってしまいました。

元々史上最低人気の大統領でしたが、「最初はやってる感があったけど、何もできないかも」という空気が蔓延してしまいました。

以下は、日テレニュース、CNNなどの記事のなかから支持率を見つけて並べてみたものです。(ちなみにCNNをトランプ大統領はフェイクニュースといっています。で、トランプ大統領が好きなのはFOXニュースです)

トランプ大統領就任後の支持率の変化

1月24日 支持率45%(調査会社ギャラップの数値)就任直後の調査です。就任時としては歴代最低になります。
3月21日 支持率37%(同上)このときは不支持も58%だったそうです。
3月29日 支持率36%(同上)オバマケア撤廃案を取り下げたすぐ後の調査です。

よく「歴代大統領のなかで最低の支持率」などと書かれますが、息子ブッシュの「ジョージWブッシュ」は2008年に29.7%という数字を出したこともありましたので、そうでもないのかもしれません。しかし、2008年はリーマン・ショックのときでもあるので、特殊な事情があったのかなと思います。

他の歴代大統領はさすがに30%割れは出ていないようです。少しずつトランプ大統領の支持率が下がっていますが、26日に「税制改革案」が出され、これが成功しないとほんとうに30%割れで、最低値も「歴代最低」になったりして~ですね。

ミサイルを撃ち、バノン氏を隅に追いやって、人気回復をめざしたトランプ大統領

4月6日には、化学兵器を使った(とされる)シリア政府に対して、軍の施設にトマホークというミサイルを59発落としました。このときのトランプ大統領の様子の写真が流れましたが、めっきり影の薄くなった元権力者バノン氏が、トランプ大統領よりも離れた場所に座っていたということで、側近の権力の変化が取りざたされました。

落としたタイミングが米中首脳会談のお食事の最中だったということで、中国に対しても威嚇する意味があったのだそうです。

中国が、あぶない国として知られる北朝鮮を押さえつけてくれないと米国も困るのです。

ミサイルを自分との会談中にあっさり落としたトランプ大統領を見て、それいらい目が泳ぎまくっている中国の習近平さんが印象的でした。

「人をびびらせて言うことをきかせる」というトランプ大統領の得意技がさく裂した瞬間を見た気がします。

日本の「牛歩戦術」みたいなフィリバスター法


こんなトランプ大統領に対抗する方法はあるのでしょうか。

大統領令にしても、議会は法案を成立させない方法はいくらでもあって、一時話題になっていたのが、日本の「牛歩戦術」に似たフィリバスター法です。

まだこれが使われたとは聞いていないですが、使われたら一気に世界中で流行語になりそうです。

フィリバスター法とは

アメリカの上院では、議員が演説する時間を決めていないのだそうです。上院にとって歴史あるこのしきたりは、誇りですらあるのだそうですが……。

これを利用して何時間も話し続けるという作戦が実行できてしまうのです。(ただし立ったまま演説を続けかつ、本会議場を出てはいけないと決まっています。水分はとっても良いのだそうです)

これは、投票箱に向かうとき、歩く速度をとんでもなく遅くする日本の「牛歩戦術」と似ているといわれます。

がんばって「やってる感」を出そうとしているトランプ大統領ですが、この作戦を使うまでもないほどかもしれません。

最近、トランプ大統領が反撃してきた感じのするオバマケア撤廃問題と税制改革、でも


オバマケア撤廃の法案は「オバマケア代替法案」と呼ばれています。ちょっとニュアンスが柔らかくて大丈夫そうなイメージの言葉ですね。「ヘルスケア法案」とも言われていました。税制改革よりもこちらを先に取り上げたのも、市場のがっかりを呼んだみたいです。

オバマケア撤廃のライバルが味方になった

共和党の「自由議員連盟」というところがオバマケア代替法案を支持するというニュースが流れたのが4月27日。
共和党のなかでも反対意見が多いと言われていたので、まるでライバルが味方になったような印象です。市場の反応は薄かった気がしますけど……。

やっと史上最大の税制改革案が公表されたけど「1ページもの」と揶揄される

4月26日の午後9時過ぎに、ムニューシン米財務長官が「米史上最大の減税、税制改革になる」とビッグな発言をしました。ドル/円はこれで上がってのですが、その後27日の深夜2時40分くらいに「税制改革案の骨子」が発表されると、「噂で買って事実で売れ」の展開に。

この税制改革案が、紙1枚だけのものだったことから、記者たちにも突っ込まれニュースでも「1ページもの」とけなされる結果になってしまいました。

トランプ大統領の100日間のドル/円の動き


いままで書いた内容をチャートに書き写してみたのですけど、最近ドル/円が上昇したのは、フランス大統領選挙の結果に対してのものですね……。

アメリカのテレビで学生さんにインタビューをしているのですが、「メキシコの壁も何ひとつ実現していない」などしごくまっとうな意見が出ています(;’∀’)

噂で買って事実で売れ、噂で売って事実で買え、そして全戻しがポイント

イギリスの国民投票でEU離脱が決まったくらいから、どの通貨ペアもこんな動きだと感じています。雇用統計などの指標は、もともとそういう傾向がありました。しかし、最近はムニューシン財務長官の発言が指標のときくらいドル/円を大きく動かしています。

こんな動きが多いかと思います。

・要人発言で30pipsくらい動く
・同じだけ戻って元のトレンドに収まる

・根拠のない噂が流れて動く
・事実が分かると反対方向に

18日のメイ首相の健康不安説(嘘ニュース)ではポンド円もポンドドルも1時間に140pipsは動きました。これは地合いそのものがポンド高だったので、全戻しにはなりませんでしたが……。

トランプ大統領の100日間まとめ

マスコミは本当は、これまでの100日間はトランプ大統領に対しては温かく見守るはずでしたが、人事問題や政策のダメさを次々と叩いているようです。

フリン国家安全保障補佐官のロシアとの接触疑惑もまだ解決していないみたいですし。

さっき書いた最近の動きの特徴ですが、バイナリーオプションでも「往復ビンタ」になりやすい動きです。市場で噂を流す人を逆手に取って逆張りで大勝利を納めたいものですね。

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