日銀:出口論は「時期尚早」から「説明重視」に?
不人気なイギリスのメイ首相が挑んだ、6月8日の総選挙、日本では9日の朝に結果がでましたが、過半数取れずでしたや~ん。
ECBとかアメリカのコミ―元FRB長官の証言とかかすんでいましたね。今回もいろんなアナリストさんが今後のことをおっしゃってました。これから夏にかけての期間、ユーロが強くドルが弱くなるという意見が多かったです。時期はすごくざっくりでしたけど、利上げをした直後には通貨が安くなると言いますしお寿司!
(これはFOMCをやっている6月14日に書いています。明日午前3時に政策金利が発表されます。予想通りの利上げだろうといわれていますよ~。ドルはどうなりますかね~)
この記事の目次
イベント盛り盛りだった6月8日のふりかえり
フランスの下院選挙は前から決まっていましたが、毎日状況がコロコロと変わるトランプ大統領関係が急に入ってきて、6月8日直前の相場はやりにくかったですね~。その後、6月11日のフランスの下院選挙ではマクロン大統領が快勝したので、ものすごく対照的でした。各ニュースとヘッドラインのメモからまとめましたよ~。
2017年6月8日にチェックしていた政治イベントはこれ
この日までに緊張感が高まっていた政治イベントが3つありました。時間順に並べます。もっともイギリスの総選挙は、投票が8日の15時にはじまっていました。
20:45にECB政策金利発表で、金利は据え置きとみられていたので無風の予想でした。ユーロ圏。 | |
21:30にECBドラギ総裁の会見。フォワードガイダンスに言及するのでは?と市場はワクワク期待していました。もしそうなら、ユーロが上がると予想されました。ユーロ圏。 | |
23時頃、トランプ大統領が突然解任した、コミ―元FBI長官の議会証言が予定されていました。ロシア疑惑です。すでに証言内容の原稿が報道されていて、同じことを話すだろうといわれ、無風の予想でした。アメリカ。 | |
投票は8日の日本時間15時からでしたが、締め切って出口調査の結果が報道されるのが翌日9日朝6時だということで、直前にメイ首相の保守党の支持率が激減したので、不安視されていました。イギリス。 |
この日は木曜だったので、いつもどおりアメリカでも新規失業保険申請件数が発表されましたが、ドル/円もあまり動きませんでした。
6月8日には、その前後のニュースもバタつきました
6月7日にすでにドラギ総裁の発言が流れ、ユーロが下がりました。「インフレ見通しは悪い」といった内容で、期待の膨らむ市場に対する調整をさせる目的だったのでしょうか、ユーロは下降してその後、いつもの全戻し。
また、イギリスの選挙前のワイワイした噂の中には、ブレグジットが白紙になると言い出す人も出ていました。(6月13日になってドイツのショイブレ財務相が離脱をやめてもいいよとか言っていましたね(;^_^A)
6月8日のその後のバイナリーオプションの動き
2017年6月8日を過ぎて、各通貨の気になった動きまとめ
さてドラギさんです。政策金利は予想通りの据え置きで、安心感が出ましたが、期待されたフォワードガイダンス(これまでの緩和政策やめようかな~と言うかと思われていた)についての話がなく、ユーロドルはがっかりで売られたり、と上下動が激しかったです。結局、それまで調子が良かったのに、直前の1.128あたりを天井にして下がり始めていた流れのまま、今日まで下がっています。 | |
アメリカでのコミ―元長官の証言は、事前にわかっていた原稿と同じ。ドル/円がちょっと触れたかなということで、次の流れを作るって感じでもなかったです。 | |
6月9日の朝6時すぎ、保守党が過半数とれないぞというニュースが世界中に流れ、一気にポンドが落ちました。こちらもそれまでけっこう上がっていましたよね。日足で、ポンドドルで約300ポイント下がり、ユーロポンドで約200ポイント上がりました。 |
その後のメイ首相と為替相場
ポンドとユーロを比べると、政治的にはポンドに対する信頼や安心感は薄れているかもしれないですね( ノД`)シクシク…
保護主義ではないマクロン大統領がフランスで人気だというのも、ユーロへの信頼感がちょっと戻ってきたような。(なんかスペインだとかなんだとかあるらしいですが、また調べておきます)それから、5月22日のドイツのメルケル首相の発言「ユーロは弱すぎる」もずっと効いていると思います。
経済的なリーダーであるドイツがそう言ったんなら、これから強く(高く)するんだよね?と市場は判断しているようです。
ファッションや横顔が素敵なメイ首相、今回は自分で言い出した選挙にブーイングいっぱいの公約を掲げ、やっぱりパッとしなかったねということで、イギリスのニュースを見ても(日本語に翻訳されていても)むちゃくちゃ言われています。過半数を取れなかったので、他の政党と連立ということになるのですが、宗教的な立場もありどの政党とも交渉が難航しているようです。
こういうのをハングパーラメント(宙づり)っていうらしいですね。この前の動画にもありましたけど。
6月8日前後のようなときの市場の動きの特徴と日高さん!バイナリーオプションに使える?
イベント盛り盛りな日は、その日の数日前からあまり動かなくなることは知られています。でも、ちいさな罠が待っていますよ。
6月8日の直前、ドラギさんの罠
さっきの表に書いた通り、ドラギさんはECBの発表の前日にユーロが下がるようなことをおっしゃいました。市場がユーロに期待し、ユーロ買いの準備をしているところに冷たい言葉を投げかけたのです。
こういうことは、ドラギさんはじめ欧米の人はよくやるし、パターンも決まっています。ただ上がるか下がるかはチャートをしばらく見ていないとつかめません。それから、最近のECBは上下動が激しいので、トレードを避けるのも良い戦略です。
それにしても、アメリカはブラックアウト期間があるのに、ユーロにはないんですかね~。
6月8日の後、また日高さんの罠が
6月9日、ドル/円はコミ―元長官の証言が無風で終わったというので安心感が出ました。しかし、よく日銀総裁の会見でも黒田総裁にひとこと言われてしまうあのブルームバーグの日高さんの記事が、ドル/円を一瞬押し下げました。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-08/OR7LC86K50XS01
「日銀:出口論は「時期尚早」から「説明重視」に-関係者」(記事タイトルより)
こんな内容で、要するに「緩和をやめちゃうのってまだ早いよねって思ってたけど、説明してわかってもらおうよ、それでだんだん緩和をやめてもいいようにしようよ」ということです。(日本が緩和をやめるとドル円は下がります)
よく読むと「関係者によると」とか書いてあって証拠の探しようがないですね。
これがあとで、あまり根拠のない話だとわかり、ドル/円は買い戻されましたが、またまたブルームバーグがTwitter上で話題になってしまったのでした。
で、こういうときは「日高さんの記事らしいよ!」と分かった時点でまだドル/円が安かったら押し目買いが正解だったようです笑。
ふりかえりまとめと利上げ後のドル/円!ほんとだ下がってる!
注目される日の前に市場を動かすドラギさんの発言といい、多少なりとも影響のある人物のクセと為替の関係を覚えておくとバイナリーオプションにも使えるかもですね。と、そんなことを学べた6月8日でした。
さてドル/円ですが、2015年12月、2016年12月、そしてこのあいだの2017年3月の利上げ発表の後、そういわれてみればドル/円は下がっている(;^_^A。上の図はドル/円の週足です。
利上げ予想がずっと90%とかで、市場が期待して上がっていたから「事実で売れ」で下がったのもあるのでしょうけど、その後もダラダラ下がってますよね。薄い青い四角は、下げ止まったところまで描いてみました。
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