6月のFOMCまとめとイエレン議長と黒田総裁

6月も無事FOMCが終了したや~ん。すぐにまとめようかどうしようか、迷ったのですが後から後から、そこらじゅうで「今回の利上げには問題があったのではないのか」と言われてイエレンさんカワイソスでドル不調っと。

バイナリーオプション的には、FOMCのあった1日の流れで気になって仕方ない動きがあったのですが、その前後も問題なのでした。要人発言が効きやすいので、追いかけての勝負やカウンター狙いができそうではありますね(;´・ω・)

2017年6月FOMCまでの流れと予想と結果


2015年やら2016年までにあんなに「利上げしろ~利上げしろ~」と言っていた市場。それぞれ年1回だけだったですね~。「たった1回か~い!」とまたまた文句を言っていた市場。

それが今年になって2回利上げしたら、今度は「多すぎじゃないの?」となってしまいました。

FOMC前後と当日のなにが気になったか


一気にさかのぼると、今の利上げを難しくさせているのは、2007年からはじまったリーマンショックです。景気後退で仕事がなくなった、賃金減った、物価下がった、となりまして、これを助けるには「緩和」というのをやるしかないとなったのです。

緩和は、中央銀行が動かせる「FF金利」というのを下げるのと、世の中にお金を供給するために国債などを買ってあげることです。どちらも実行するのは中央銀行であるFED(FRB)です。利下げはお金を借りやすくなる。国債を買ってくれれば、市中の銀行のお金が増える、です。

「次からどうなる?利下げはやめて利上げになる?そしたら景気が良くなった証拠だね!そしてこれからも良くなるよね!?」と言いながら市場が眺めているのがFOMCです。

前後が気になったというのは、FOMCの直前には「金融政策について発言しちゃダメ」というブラックアウト期間というのがあるのですが、このブラックアウト期間前とFOMC後のFRB高官の発言がやたら尖っていたし、ちょっときゃべつ的には不信感もいだくくらいだったのです。

6月13日、14日と開かれたFOMC、ブラックアウト期間は今年の2月からは3日間長くなっています。開催予定日の前の前の週の土曜日からです。

この前後にFRB高官発言がやたらあるんですよね……。

ここで最新のタカハト一覧です

ハト派かタカ派かというのは、最近はちょっと以前と変わっています。慎重なハト派で有名だったイエレン議長がタカ派よりになってきたことに注目~!です。

FOMC前のタカハト一覧で~す各種報道より、敬称略で投票権のある人と議長です。ハト派順に書いてあります。

ハト派(めちゃハト派順に)カシュカリ、ブレイナード、エバンス
どちらか微妙 イエレン、ダドリー、フィッシャー、パウエル
タカ派(タカ派度弱い順に)カプラン、ハーカー

利上げそして、イエレンさんがタカ派に変身という結果を受けた市場と地区連銀の反応まとめ

それじゃあ~、時系列で高官発言や実際のFOMCの様子を追ってみます。印象に残ったものだけ書いてみますね。ブラックアウト期間は6月3日からでしたが、その直前にタカ派発言を意図的にし、市場に利上げを織り込ませようという動きがありました。サプライズな動きを防ぐためという親切なものなんですが(;^_^A

2017年5月25日 超ハト派でおなじみ、ブレイナード理事が「世界経済は明るくなっている」と雰囲気トーク
同6月1日 パウエル理事が「今年の利上げは計3回になると予想」と決定打を打って市場に織り込ませる
同6月14日 政策金利は市場に織り込ませた通り、0.25の利上げ。その後のイエレン議長の記者会見で「引続き緩やかな利上げが正当化される」などビックリの強気発言が出る。据え置きに投票したのはカシュカリ総裁のみ
同6月17日 カプラン総裁(ダラス連銀)は、「追加利上げには非常に慎重で忍耐強くあるべき」や物価上昇率に不安のある発言を、そしてカシュカリ総裁(ミネアポリス連銀)は思いっきり「インフレ指標確認のため利上げを遅らすべきだった」とまるでイエレン議長をDisってるかのような発言を。。。後から言うなよ~って思っちゃいましたがw
同6月19日 ダドリー総裁は経済状態が良いと発言した後、「まだじゅうぶんに金融環境を引き締めていない」と発言。もちろんドル上昇。ダドリー総裁はNY連銀総裁なので、当番制のFOMCのなかで唯一毎回投票権のある人です。しかもこの方はハト派だったのでインパクト大でした。

そういえばトランプ大統領も16日くらいから「GDPはいいぞぉ~」とか一生懸命tweetしてましたが、ドルとかはあまり動いた印象がなかったですね( ノД`)シクシク…

とにかく、新聞社のwebニュースとかアナリストさんの意見とかをテレビで見たりとかしていると「雇用はいいけど、消費者物価指数の先行きが不安なんじゃないの?こんなときに無理矢理に利上げするなんて、ちょっとFRBの決定って間違ってたんじゃないの?」みたいなのが増えてきてるんですよね……。

はたから見ていると、この態度の急変にびっくりですが、そんなことよりもバイナリーオプションにどう生かせるかですよ(;^_^A

FOMC前後のドル/円の動きとバイナリーオプションで気を付けたいこと


FOMCといえば敏感に反応するのはやっぱりドル/円ということで、いつものようにドル/円のチャートをチェックです。

見たままの流れなのですが、最近の傾向は引き続き「大きく動いてもすぐになんかあるよね」です。

このチャートでも「絶対FOMCで利上げだから、事実で売れでちょっと売りの準備しようか」というところに、その前にバーンと売られてしまって、それまでの自分の戦略が吹き飛ばされてしまうのです。

人気トレーダーのつぶやきから


Twitterやブログで、最近の人気トレーダーがよくいうのは、AIの動きです。

FOMCくらいの重要さでも、その前には要人発言でのコントロールもあって予想の反対に動いてしまいますね。そういうときは例えば「ダドリー」「引き締め」なんていう言葉があらかじめプログラムされていて、その言葉がヘッドライン上に流れた途端に大きな玉を売買するのだということです。

速さで勝つことはできないですが、あるって知ってるだけでも良いかなとは思います。

そんな最近の動きへの対策

カウンター狙いの人なんて慣れていると思いますが、確かに「最初だけは確実にこっちに動く」っていうヘッドラインはあります。それにしても「政局相場」と呼ばれるほど、トランプ大統領が就任してからはヘッドラインを無視できなくなってきました。

そして、ヘッドラインで動いた後は全戻し。

で、「最初だけは確実にこっちに動く」とか「その後は必ず利益確定が入りしばらく反転する」っていうのをじーっと見極めなきゃな~と改めて実感したのでした。

6月のFOMCまとめとイエレン議長と黒田総裁


正直、毎回変な動きに振り回されるので、そろそろ「騙されないタイプ」に変身したいものです。

6月のFOMCまとめ

数字はみんな知っていると思うので、並べずざっくり整理します。

雇用は完全雇用ということで、失業率がそれ以上ないというくらい減っています。つーことは、みんな働いているね雇用っていいんだよねってなります。が……。それなら後は悪くなるばかりだというアナリストさんも(;´・ω・)

山を登ったら後は下るからってことでしょうか。

それでも良いからいいじゃないかと思うと、問題は消費者物価指数(インフレ目標だよ)で、これを2%に増やしたいからこれまで利下げをしたりなんかして頑張ってきたのです。しかし、思ったほど良くならない。

「利上げしないと、ここままじゃ経済が過熱してしまう~~~~~」

ってなっていないのですね。

文句を言ったみなさんは、そこら辺を突っ込んでいるのです。

イエレン議長はもうすぐ任期切れだから?黒田総裁もちなみに任期終わりが近い

イエレン議長は2018年2月
黒田総裁は2018年4月

それぞれ任期が切れます。

イエレン議長が利上げを急ぐのは、任期切れを覚悟していて、それまでに実績を残したいからだという記事を読みました。
今回のFOMCの話に直接は関係ないのですが、日銀の黒田総裁も2018年に任期を終えます。再選されるかもしれませんが、一部の記事だと、この間インフレ見通しについてこれまでにない弱気発言をしていたので、もう続けてやる気はないんじゃないかとのことです。

無責任にぽいっと投げて去っていくような方々ではないのですが、これはなーんとなく不穏だな~っと感じた6月なのでした。

あ、それから「利上げ後のドル/円」ですが、いまのところちょっと上がっていますね。思ったよりタカ派だったからみたいですが、長期ではどうなるかまた心配なところです。

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