フランス大統領選は「経済界のプリンス」マクロン氏が勝利。為替との関係まとめ

2017年5月7日、隠れルペンも出ず、無事に予想通りマクロン氏が勝利したフランス共和国の大統領選の2回目。朝のオセアニア市場ですでにドル/円もユーロ/ドルもちょい窓で上昇、上は売られるという一勝負が終わり、朝6時にスタートした東京市場のチャートも窓を開けて上や~ん。また売られたけど。

マクロン氏勝利で一安心なフランス大統領選


※ルーブル美術館前にも国旗を持ったマクロン支持者が集まり、お祝いをしました。

5月8日そうそうからドイツ、イギリス、などなど各国から続々と祝福の言葉がフランスに送られています。

4月23日の1回目に続き、2週間後の5月7日日曜日に、2回目のフランス大統領選が行われました。日本では早朝4時くらいにはほぼ結果がわかるといわれていましたが、そのころには「マクロン氏の勝利確実」というヘッドラインがそこらじゅうに流れ始めましたね。

その後ですが、6時くらいにはマクロン氏の得票率が60%以上だとわかり、ドル/円もユーロ/ドルも東京市場で開けた窓を埋めてから上昇という流れになりました。

さっそく「反マクロン」の急進左派の人々がパリでゴミに火をつけるなどの騒ぎも起こり、今後がちょっと不安ですが……。

(地上波とBSテレビ局の番組、ロイターなどを参照させていただきました)

フランス大統領選の投票結果

NHKの特集ページを参照させていただいています。今、朝8時過ぎで、このページでは「8:00現在の開票結果」となっています。

マクロン氏 65.05%(19336646票)
ルペン氏 34.95%(10389318票)

選挙前の様子


世界で「保護主義」「ポピュリズム」という考え方が主流を占め始めたと考えられる出来事が立て続けに起こったのが、2016年でした。これは簡単にいえば、「自分の国の利益だけ中心に考えればいい、他国と自由に行き来するなんて難民が来て困る、難民は来るな」というような考え方が目立つものでした。

6月23日のイギリスの国民投票で、EUを離脱すると決まったときはポンドが大暴落。
11月8日のアメリカの大統領選では、差別発言や自国の利益を優先する公約を掲げたトランプ氏が当選で、ドルがなぜか急上昇。

トランプ大統領になったら、市場は大暴落と言われていたのに正反対の結果になりました。

不安材料が多かったフランス大統領選挙前

ぜんぜん予想していなかったことが起こるのが「ブラックスワン」とかいうそうですが、この言葉が何度も出たくらい不安視されていました。イギリスに続いてフランスまでもEU離脱の機運が高まるようでは、もうユーロもおしまいだ、という意見が出ていましたね。EU体制はフランスが主導してスタートしたものなので、こんな不安説がでるのも当然です。

続くテロ事件も不安をあおり、投票前日の5月6日には「マクロン候補の情報がハッカーによって漏えい」なんていうニュースも出てますます混沌としていました。

最近のフランス大統領選挙


フランス大統領は、5年が任期です。2000年台のフランス大統領は、これで4回目です。第2政党までの候補者ではないのにマクロン氏が当選したのもたいへん珍しいそうです。みずほ総研さんのレポートほかを参照させていただきました。

勝利者 備考
2002年 シラク大統領(右派、右派共和国連合=今の共和党) 2017年のように1回目の投票では決まらず、2位のジャンマリ―・ルペン氏と決選投票で決着をつけることに。他候補陣営(左右双方の派)がシラク大統領を支持したため、ルペン氏は敗退。このルペン氏が2017年の候補者マリーヌ・ルペン氏の父。シラク大統領はこの選挙で勝利し、2期に渡る長期政権となる。国民戦線は極右。シラク大統領は右派といわれる。過激な発言のルペン氏が400万人近い票を得て、2位を勝ち取ったことは「ルペンショック」と呼ばれる。
2007年 サルコジ大統領(右派、共和党) 右派のサルコジ氏と左派の女性候補ロワイヤル氏との闘い。初の女性大統領の期待むなしく、リーダーシップに難ありとして与党のサルコジ氏の勝利に。このときジャンマリー・ルペン氏は4位だった。
2012年 オランド大統領(左派、社会党) ヨーロッパでは信用不安のただ中で、各国でトップ交代と波乱のとき。経済的にフランスでも不調が続き、サルコジ大統領の支持も低迷。
2017年 マクロン(次期)大統領(中道、無所属) 社会情勢はますます悪化し、シャンゼリゼ通りでテロが起きるほどに。オランド大統領は、2016年暮れに早々と立候補しないと表明。

国民戦線の創始者、ジャンマリ―・ルペン氏の娘で国民戦線のリーダーとなった極左のマリーヌ・ルペン氏は、前年のポピュリズムブームに乗って人気急上昇。移民排除など父譲りの過激な政策を掲げる。なかでも、EU離脱の国民投票をする公約がセンセーショナルで、世界から警戒される。対するは、初期に人気のあったフィヨン氏だが、身辺の不正給与問題などが浮上、次にルペン氏と人気を2分したのが、中道派マクロン氏。

ルペン氏との決選投票では、「反ルペン」の票を一身に集める形で当選。「政財界のプリンス」とも呼ばれたマクロン氏は、25歳年上の妻と喜びを分かち合う姿も印象的だった。

選挙結果が出た後の2人の演説内容を比較


最後の対決であった討論会では、感情的に相手を批判するルペン氏の評判がガタ落ちでした。プライドの高いフランス人には、「トランプ節」のパフォーマンスは通用しなかったようです。

勝利宣言の際のマクロン氏と勝利の言葉

勝利宣言の様子は、朝のモーニングサテライトでも放映されていたので、6時くらいには世界中に流れていたと思います。

マクロン氏は、「EUの歌」と呼ばれるベートーヴェンの「第9」に乗って勝利宣言をしました。隣には次期ファーストレディーの元担任ブリジットさんも笑顔で登場。

「みなさんが何を不満に思っているかわかっている」
「(任期である)5年間で、極右に投票する必要がなくなるようにする」
「分断してしまったフランスを再び結束する」

などと話しました。

敗北宣言の際のルペン氏と演説

ルペン氏が敗北宣言をしたというニュースも、モーニングサテライトで早々に流れました。モーニングサテライトの放映は5時45分からです。

まず、ルペン氏は電話でマクロン氏に祝福の言葉を述べたと伝えましたが、敗北宣言ではフランスの未来に対して辛辣な言葉もありました。

「これまでの政権をキラキラパッケージに入れ替えただけ」

みたいな内容のたとえで批判しています。見た目が華やかで良さそうに見えるけれど、結局良くならないということが言いたかったのでしょうか。

マクロン氏はなぜ勝った、政策は?公約は?


マクロン氏は注目された移民対策も感情的ではなく法にのっとって粛々と実行するようです。感情面にばかり訴えてたルペン氏、当選のためとはいえ、国民戦線の党首を突然降りたりと、一貫性のなさは一国の大統領の器かどうかは疑問です。

白紙票が歴史的な数に上ったという今回の選挙は、ほかに適切な候補がいなくて仕方なくマクロン氏を選んだ有権者も居ると言われています。

「反ルペン」の票を集めたことが一番の勝因というのが大方の見方です。でもこの不名誉を覆す活躍をしてほしいですね。

マクロン氏の公約

マクロン氏の公約ざっくりです。EUと仲良くする派です。

EU改革の推進
EU統合の推進
社会保障制度を改革(合理化する)
人材育成に投資
公共投資(環境整備)
テロ対策
難民対策

マクロン氏の今後の課題

組閣
首相指名
他政党とどう力を合わせるか

6月に議会選挙があるので、このあたりで手腕を問われる、という感じでしょうか。

マクロン大統領後のユーロはどうなる


ユーロのトレードをする人のなかで、特にファンダメンタルに詳しい人は、流動性からもユーロ/ポンドをしたいと思います。掛け算通貨ペアのユーロ円はなんとなく玄人っぽくないと考えてしまいがちです。(実際はインターバンクでも取引されているし、ユーロ建ての日本ファンドなんかあってファンダメンタル的にユーロ/円を無視していいかどうかというと、そうでもない)

しかし、今はポンドもブレグジットの危機感がなぜか去って上がりつつあります。そのポンドと、こちらも安心感の出てきたユーロの組み合わせだと、強い通貨同士になってしまうかもしれません。反面、たまたまフランス大統領選が終わった今日だけは安心感があるけれど、ユーロ圏とイギリスのすべての不安が消え去ったわけでもないので、またどんな発言で相場が荒れるか予想もつきません。

引き続き、慎重に発言やニュースをチェックしておいたほうが良さそうです。

今週は韓国の大統領選もあります。まだまだ大変そう( ;∀;)でも今は、素直にマクロン大統領誕生を祝福したいと思います。

海外のバイナリーオプション業者、どこで始めたらよいのか分かりませんよね?

口コミを調べてもイマイチなんだか・・

ここでは私が実際に使った出金経験なども踏まえて初心者向けにランキング化したものです。 

メルマガ配信などがきちんとされていて毎日スタッフさんが身近に感じる・キャンペーンなどが頻繁でサイトが動いている・活性化しているような点も重要ですし(これは実際に登録しないと分からない事ですよね) 

ハイローオーストラリアのように絶対的な信頼を得ている会社の大きさのようなものも重要ですね。 個人的にはハイローのチャートシステムよりも、細かい動きの方が好きなのでそれも考慮に入れています(。・ω・)ノ゙

おすすめのバイナリーオプションランキングです。

1位

244pt

UP

TRADE200

他には無い、ペイアウト率200%の取引「リターン200」で話題の海外バイナリーオプション業者。

2位

889pt

UP

ハイローオーストラリア

倍率2倍!途中売却や出金面で評判高い!

3位

450pt

UP




ソニックオプション

ソニックオプション(sonicoption)は新しく業界へ参入した海外業者になります。

4位

355pt

UP

The Binary

出金条件が低く、初めてのバイナリー挑戦者に人気の業者。
サポート対応も早いので、安心した取引ができることも人気の一つでしょう。

4位

701pt

UP

JETOPTION

きゃべつが使ってるサイトです。 出金の経験もありオススメ度高し


by.海外バイナリーオプションランキング委員会作成。

コメントを残す

サブコンテンツ

バイナリーオプション業者ランキング

業者ランキング

1位 TRADE200
他にはない取引「リターン200」が話題の業者。
2位 ハイローオーストラリア
倍率2倍!途中売却など評判高い!
3位 ソニックオプション
おすすめのサイト!
4位 TheBinary
出金最速の安心業者で今注目!
5位 JETOPTION
キャベツが今使っている業者さんです。
6位 Binary30
旧GMOクリック証券と同じシステムを採用。

バイナリーオプション関連Twitter

このページの先頭へ