OPECが「減産合意」原油と住宅バブルがはじけたカナダと原油のニュースで使えそうな業者
こんにちは!9月25日から28日にかけて、アルジェリアの首都アルジェで、「国際エネルギー・フォーラム(IEF)閣僚会合」というのが行われていました。それに合わせて、非公式なのですが、OPECの話し合いが行われていたのですが……。
この記事の目次
世界がびっくり!OPECが「減産合意」
9月28日水曜日は、深夜にWTIの習慣原油在庫量という指標が発表されるので、原油価格に注意の日ではあったのです。
日本で日付が変わったばかりの9月29日の早朝、3時過ぎくらいに「OPECが産油量を減産することに合意した」というニュースが飛び込んできました。
つまり、いくら原油価格が下がっても産油量を減らさないと言っていたサウジアラビアが折れたことになります。この意味は、下がっていた原油価格が上がっていきそうだということですよね(゚Д゚≡゚Д゚)
3,324万バレルを、今後3,250万~3,300万バレルにするそうです。ただし、正式な合意はまだ先です。(これが10月に入ってなされました)
もしそうなると、物価も上がるので、物価が上がらないのも利上げしない理由の一つだった米国は、より利上げをしやすくなったということじゃないでしょうか。
しかし、過去にも合意したの約束を破った国があるなど、冷めた目で見る人も居るようです。
原油がどう為替に関係あるのかざっくり
中央銀行は、物価を安定させるのがすごい大切な目的です。原油価格が下がると、物価も下がるので下げたくないときは困るのです。
今は、米国は物価には上がってもらって、インフレ率を上げていきたいので、これは困ります。インフレって、モノの価値が上がって通貨の価値が下がる事ですよね。
それから、今までの統計で見ると、なぜか原油価格が高いほうが景気が良いのだそうです。でもこれは、ニワトリと卵かもしれませんね。真実はどうかわかりませんが、市場はそういうふうに見るので、どうしてもリスクオフになってしまうのです。それだと安全通貨といわれる円が買われて、ドル円は下がっちゃいます。
OPECとは
アラブの石油王みたいなお金持ちそうな人が集まって話し合いをしたり、ですよね……たぶん。
OPECとはOrganization of the Petroleum Exporting Countriesの略称で、石油輸出国機構のことです。 石油産出国の利益を守ることを目的として、イラン、イラク、クウェート、サウジアラビア、ベネズエラの五カ国によって設立されました。
https://www.k-zone.co.jp/td/terms/26より
そ、そうなのか……。今まで、サウジアラビアが減産にめちゃくちゃ反対していたそうです。しかし、今回合意したのは、経済状況がよほど悪いからだろうと噂されています。それで株価を見ていたら日本に負けないくらい、ひどかったです。これは、5年間のチャートです。
これからどんどんドル円は上がる?それとも
午前3時から石油の先物が上がって、ドル円もニューヨークダウもナスダックも、S&P500も高値引けをしました。ただ、翌日には下がってしまいましたね。
本当は、石油とドルは反対方向に動くのが定説だそうですけど、このときは円が売られたらしく、結局ドル円は上がる結果になりました。そして東京時間も上がり続けて、日経平均も午後3時には高値引け、ドル円は念願の?101円を回復しました。
じゃあ、この後どんどんドル円は上がるのでしょうか?
ユーロにはドイツ銀行やイタリアの銀行の不安がある
ギリシア問題もまるで遠い昔のようですし、来年からギリシアも普通に経済活動を再開するというのでひと安心です。
でも、ドイツ銀行はリーマンショックの時代のツケというか、お詫びのお金を払わないといけません。それがもし足りなくても、メルケル首相は「助けてあげません」と言ったのでそこでユーロが下がりました。
ドイツ銀行は、意外と体力があるといわれているので、大丈夫なのかもしれませんが、まだ何もわかりません。この問題がドミノ倒しみたいになって、世界の経済に影響をすれば、ちょっと原油価格が上がったくらいではサポートできないかもしれないですね(゚Д゚≡゚Д゚)
昔と比べて、原油の需要ってそんなにあるの?
そもそも、アメリカでシェールオイルが沢山生産されるので、それをライバルだと思って、価格競争をするつもりで、サウジアラビアなんかが生産を増やしていたのだそうです。(本心はわかりませんが、そういわれているのですから、根拠みたいなものはあるのでしょうね)
それで、もうたくさんあるわけですし、少し前までは大量に輸入してくれた中国の需要も落ち着いています。それに、中国でも石油を産出しているのです。でもその会社が赤字になってしまって今年の5月には規模を縮小しています。売れてないってことでしょうか。アメリカでもロシアでも、石油やシェールオイルを生産しているので、OPECだけが儲かる感じはしませんね。
自動車だって、電気自動車の時代がくるかもしれないですよね。高くなったらますます電気自動車を選ぶ人が増えたりして。
バイナリーオプションで原油と関係通貨ができる業者まとめ
バイナリーオプションで勝ち続けるには、ニュースもできればチェックしていると良さそうです。
楽なのは、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」かなと思います。これだけでも見ると全体の雰囲気がつかめます。夜の11時と遅い時間に始まるので、録画しておく人もいます。最近は、スマホアプリで見ている人も居るようですね。
今回、意外な動きだったのは、メキシコペソ
メキシコも産油国として知られています。それで、メキシコペソも上昇したのですが、これにはほかにも良い材料があったみたいです。
金利引き上げの噂が出ている。
それでは、原油のトレードができたりな業者をみてみましょう。
ほかの産油国は、カナダ、サウジアラビア、でも?
アメリカや中国もそうなのですが、数字でいくら大量に生産していると思っても、市場が反応するかどうかは別みたいです。
石油のニュースで動くのは、通貨では、カナダドル、ユーロ(相関性が高いといわれる)、などです。
ほかに、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、(産油量は少ないか無いけれど、鉱物と連想される)
カナダに注意
原油価格が上がっても、カナダは住宅バブルがはじけるなど、経済の不安もあるので注意が必要です。
原油ニュースと相性のいい通貨ができる業者は
ハイローオーストラリアオセアニア通貨に強い。意外と他ではない「AUD/NZD」があるのがすごい。
Yバイナリー珍しい通貨がありそうなところ。なんと「米ドル/メキシコペソ」のペアがあります。原油の指標で重要な「週間原油在庫」のときに見ておきたいですね。記号は「USD/MXN」です。カナダドルのペアもあります。
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