為替市場でいうアノマリーとは(初心者向けファンダメンタルズ)
よく聞く言葉、「アノマリー」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。
「アノマリー」って、ジブリを放送する金曜の夜はドル/円が下がるとかいうやつ。
用語集もみてくださいね!
MT4の用語集を探している人はこちらへどうぞ
この記事の目次
アノマリーの基本的な意味
.
アノマリーは英語で「Anomaly」で、法則や理論からは説明できない出来事をいいます。例外的ということですが、為替市場ではオカルト的な法則のようなものも、アノマリーと呼んでいます。
株、為替、先物、そして競馬やパチンコスロットなどでもアノマリーがあります。「今年はオリンピックの年だから、スポーツに関わる名前の馬が勝つ」みたいなオカルト的なものも、アノマリーと呼ぶことがあります。
ジンクスとごっちゃにされることもありますね。
バイナリーオプションでもアノマリーは関係ある
バイナリーオプションに関係あるのは主に為替です。
為替の世界のアノマリーにも「特定の季節にある通貨は上昇しやすい」みたいなものがあります。こういうのがわかれば、未来がわかるのでバイナリーオプションでも有利かも?!と思ってしまいますが、どうでしょうか。
ここでは、あまり細かい定義はせず、楽しいものから気になるもの、なんでもみつけてみようと思います。
過去にいわれた実際のアノマリーいろいろ
株に関するアノマリーも入っていますが、為替と関係がありそうなものは一覧に入れてみました。
いちおう、タイプ別に分けましたが、これも正確な分け方じゃないかもしれません。
時期、時間、季節のアノマリー
3月春の彼岸を過ぎれば円安になる4月日本企業の決算のため円安になりやすい9月秋の彼岸を過ぎると円安になる10月「10月効果」米株が下げやすい
1月 | 日本株が高い(ドル/円も相関すれば高くなる?) |
2月 | 日本株は節分天井といって、上昇が止まる |
5月 | 「セル・イン・メイ」5月に売って9月に買い戻せ |
8月 | お盆の頃に円高になる |
8月 | 毎年豪ドル安になる |
9月 | 5月に売って9月に買い戻せ |
12月 | 日本株が安い(ドル/円も相関すれば安くなる?) |
性質、性格、天体運行などのアノマリー
時期、時間のアノマリーに入れたほうがいいかもしれませんが、ゴトー日や仲値はここに入れてみました。
ゴトー日 | 5、10、15、20、25、30日は朝10時までドル/円は上がる |
仲値 | 営業日の朝10時までドル/円は上がる |
窓埋め | ローソク足チャートで、2本のローソク足がすごく離れて空間ができることを「窓」といい、後で必ずその窓のところにチャートが戻ってくる |
天体:水星 | 太陽系の水星が、一時的に反対に動くように見える時期には、相場が荒れる |
天体:満月と新月 | 満月と新月の日には、相場が荒れる |
ジブリ | テレビの金曜ロードショーで「となりのトトロ」などのジブリ映画が放映されるとドル円が下がる |
アノマリーは当たるのか?
まだまだあるかもしれませんが、有名なのは、こんなところでしょうか。
時期、時間、季節のアのアノマリーは当たるのか?
決まった月に毎年、円高や円安になってくれるなら楽ですよね(‘ω’)ノ
そんな都合の良いことがあるのでしょうか。
ドル/円の10年間の毎月の陽線が何割だったかを一覧表にしてみます。
2006年から20015年までです。
1月 | 30% |
2月 | 40% |
3月 | 80% |
4月 | 40% |
5月 | 50% |
6月 | 50% |
7月 | 40% |
8月 | 60% |
9月 | 30% |
10月 | 70% |
11月 | 50% |
12月 | 60% |
うーむ。
1月は上がってないのではずれ。2月は下がっているけど1月よりは陽線が多かったのですね。微妙(;^_^A
3月に円安(ドル/円が上がる)はすごいですね。単純に月足だけの比較ですが、80%は覚えておいていいかも。
4月もはずれ。
注目の5月ですが、50%なので、どっちともとれるという最悪な結果に(;^_^A
6月~7月はドル/円は上がらないみたいですが、「夏は下がりやすい」という言い方ならアリかも。
8月はお盆はぜんぜん関係ないみたいで、上がったときが多いですね。
(チャイナ・ショックなどの記憶があって下がる印象が強いのかも)
9月もはずれ。ただし、株だけの話なら決算月だし買い戻すのは正解かも。
10月は、米株が下がればドルが上がるということはいえるかも。
11月は50%で特になにもなし。
12月は、ドル/円は上がっています。ただ、欧米のヘッジファンドなどはクリスマスを過ぎると休暇に入るといわれているので、荒い相場になるかもしれません。
それから、豪ドルですが、2、4、10月は陽線が80%以上です。
8月、陰線が80%なので、当たりですね。
性質、性格、天体運行などのアノマリーは当たるのか?
う~む。
ゴトー日:確かに5と0のつく日は、日本の銀行は為替を動かします。でも必ず同じ時間に同じ金額を動かすわけでもなく、なんとなく10時前には上がってるなという日が多いことは多いのですが、はずれる日もあります。
仲値:これもゴトー日と同じです。
窓埋め:チャートにできた空間を埋めるために、その位置まで戻ってくるということですが、なる時とならない時がある。でも東京時間でのドル/円は確率は高い印象。
あと、これは日本だけしかいわないという説も。
天体:水星だけでなく金星や他の星にも逆行現象はあって、それぞれの惑星の公転周期のずれのせいでちゃんと回っているように見えたり、反対に回っているように見えたりします。(地球から見てですよ)
で、そういう時期に確かに北朝鮮がミサイルを打ったりしてますが、そうでないときにも打つんですよね。
ただし、市場参加者全員が気にしている以上、市場心理からの影響はあるのかも。
満月と新月は、海の満ち引きを動かすくらいですから、めぐりめぐって市場にも影響があるかもしれません。人の精神状態も変わると言いますし。これも証明するとなると、難しい。
ジブリ:いや金曜ロードショーがそもそもジブリ放送率高いでしょって話ですが。
これも、本当にそうなのかどうかわかりません。
当たるとTwitterなどで騒ぎになりますが。
アノマリーは、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使えるのか?
バイナリーオプションは、短い時間だけのトレードなので、夏とか1月とかのアノマリーは直接関係ないですが、雰囲気を掴むためにはいいかもしれません。
気になるのは、メンタルに影響しそうなアノマリーです。
実際、何人かのトレーダーが「今日は失敗が多い、新月だからかな」みたいに書いたのを見たことがあります。バイナリーオプションはメンタルが乱れると大失敗することがありますから、気になります。
でも結局「その程度」ということかもしれませんね~。
アノマリーまとめ
バイナリーオプションで直接、アノマリーを元にトレードすることはないでしょう。
でも、市場の全体の流れを知ってからトレードしたほうが安心してできることは確か。オカルト的なものもあって、本当かどうか怪しいですが、8月の豪ドルなど過去にも多かったものは覚えておいてもいいのかもしれません。
アノマリーに関係する専門用語解説
アノマリー・・ジブリが放映される日は下がるなど、論理的な根拠が見つからないけど市場で言われていること。
ゴトー日・・5の倍数の日。銀行が決済を集中させるので為替も動きやすいといわれます。
仲値・・10時ちょっと前に、為替のその日の取引レートがきまる。FXチャートみたいにしょっちゅうレートが変わっていたら商売やっとれんわいっていう理由です。
窓埋め・・チャートがぽっかり穴があいたみたいになることがあって、そこにもう一回レートが来て、その範囲を埋めるような動きをすること。
海外のバイナリーオプション業者、どこで始めたらよいのか分かりませんよね?
口コミを調べてもイマイチなんだか・・
ここでは私が実際に使った出金経験なども踏まえて初心者向けにランキング化したものです。
メルマガ配信などがきちんとされていて毎日スタッフさんが身近に感じる・キャンペーンなどが頻繁でサイトが動いている・活性化しているような点も重要ですし(これは実際に登録しないと分からない事ですよね)
ハイローオーストラリアのように絶対的な信頼を得ている会社の大きさのようなものも重要ですね。 個人的にはハイローのチャートシステムよりも、細かい動きの方が好きなのでそれも考慮に入れています(。・ω・)ノ゙
おすすめのバイナリーオプションランキングです。
244pt | 他には無い、ペイアウト率200%の取引「リターン200」で話題の海外バイナリーオプション業者。 |
889pt | 倍率2倍!途中売却や出金面で評判高い! |
450pt | 出金条件が低く、初めてのバイナリー挑戦者に人気の業者。 |
355pt | きゃべつが使ってるサイトです。 出金の経験もありオススメ度高し |
by.海外バイナリーオプションランキング委員会作成。