ニュージーランドとNZDの2017年1月のふりかえりプラス2月最初の雰囲気まとめ
去年2016年の終わりごろからフォンテラ社の売り上げのニュースを聞くようになってきたや~ん。
フォンテラ社はニュージーランドの乳製品の会社です。チーズケーキのチーズ、美味しいし。
ここで久しぶりにニュージーランドまとめてみるよ~。
この記事の目次
フォンテラ社の入札はディープな人なら気になるけどザックリ見ておけばいいかな
たま~に聞く「乳製品のフォンテラ社の入札が良かった」とか「悪かった」とかの話。
日本のFX会社や証券会社の「経済指標カレンダー」を見ている人も多いと思いますが、よく話題に出るのにニュージーランドのフォンテラ社の入札の結果を出してくれるところもあれば、そうでないところも。
フォンテラ社の電子オークションの結果がヘッドラインに流れてくるけど
FXニュースなんて見ていると、「電子オークション」ということをやっていて、その結果がニュージーランドドルに影響するらしい。
こ、ここなんかにその予定が書いてあるそうです……。
http://www.globaldairytrade.info/en/gdt-events/calendar/
なんで英語と中国語だけなの。中国語も用意するなら日本語もちょっと似てるし用意してて欲しかった…。とにかく日付と時間くらいは読めるから、2月くらいは書いておきます。
2月は、7日、21日にあるらしい。時間はUTC12時ということで、これは日本時間だと今なら21時になるそうです。時差計算サイトで計算してみました。
ついでに、3月は7日と21日。毎月第1と第3火曜日かな?時間は同じUTC12時です。
それでこのサイトに、当日は1~2時間遅れで結果が載るのだそうです。
すでに1月の発表は終わっているので、チャートと照らし合わせて見てみたんですけど、微妙。
ざっくり計っただけですけど、米雇用統計みたいには使えなくて、「これが良いからニュージーランドドルがすぐに上がるとか」って簡単な話じゃないみたい。たしかに、世界中のトレーダーは発表された数値を待ち構えているのだそうですから、重要なのでしょうけど。(何か月も良いときが続くと、国民の心理も良くなってくるよね~みたいに、ずっと眺めていればなにか見えて来そうかなあ)
たまーにサプライズがあると、さすがにFXのヘッドラインにも流れてくるので、すごいニュージーランドドルのマニアでもない限り、事前に気にして熱くなることないのかな~。
それから、この「電子オークション」の過去のデータなのですが、このサイトに会員登録をしないと見られないようです。すみません、まだ会員登録していません。って、永遠にしないかも。
ちなみに、フォンテラ社のホームページがここです。日本語のページを探すと「フォンテラ・ジャパン」というところが品川区にあるようなのですが、Facebookページが見つかったけれど、会社のホームページは見つからず。
直近のフォンテラ社の入札は好調だったそうです
どこか忘れましたが、FX会社のいろいろなブログを読んでいるときに見つけました。
一番最近の入札は好調だったそうです。
ニュージーランドの1月の気になる指標と傾向
インフレターゲットの2%に近づいているCPI
http://www.rbnz.govt.nz/monetary-policy/inflationより
このところ気になるニュージーランドの経済指標
長々とフォンテラ社を調べたわりには、「後で流れてきたヘッドライン見とけばいいか~」という結果になってしまいました。でも毎月似たような日の夜にあるので、なんとな~く覚えておいけば「動いたのに理由がわからない!」という事態は防げそう。
それじゃあ~、最近気になったニュージーランドの指標です。
1/16 食品価格(前月比)前月-0.1 今回-0.8%
1/25 クレジットカード支出 前年比 前回+4.1 今回+8.5%
1/26 CPI 前期比 前回+0.3 今回+0.4
1/30 貿易収支 前回-7.05億NZドル 今回-0.41億NZドル
2/1 雇用統計 全般よくない
ちょっと気になったのをピックアップしてみました。食品価格は、生活ぶりが伝わってくるかと気になりました。あまりにも低ければさすがにフォンテラ社の儲けも減るでしょうしね。
クレジットカード支出なんですけど、ニュージーランドって住んでた人に聞くとほとんどがプリペイドカードかクレジットカード払いで、めったに現金を使わないのだそうです。地区にもよるでしょうけど、とりあえず都市部ではそうみたいです。そうすると、CPI(消費者物価指数)の前に発表されるので予言に(笑)使えそうだなと、見ていました。
クレジットカード支出がやたら伸びていて、結局CPIはちょっとだけの伸びでしたけど、消費意欲はあるのかな~って勝手に思っています。
で、オーストラリアより良かったり悪かったりの経済指標、貿易収支は改善しているのに、雇用統計は良くないということで、指標で見てもハッキリとした方向が見えてこず。
ここはやはり、中央銀行が利上げ、利下げについてどう考えているか~?ですかね~?
ニュージーランド中央銀行の様子と2月9日の政策金利発表の予想など
ニュージーランドの中央銀行にあたるのは、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)ですよ~。
RBNZの政策金利はオフィシャル・キャッシュ・レート
アメリカならFF金利ですけど、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)では、オフィシャル・キャッシュ・レートっていうのが政策金利として発表されています。
ふりかえって見れば、高金利通貨で人気だったのに、2016年の最初でも2.50%で、「まあましなほう」な金利になっていました。そこからコツコツと利下げを3回、繰り返して今は、2016年の11月の政策金利発表でまた0.25下げて1.75%です。
あとちょっとだけアメリカが利上げしたら、高金利通貨の魅力ゼロになってしまいますね。
それはさておき、「もう利下げはないかも」と市場が思うような発言がありました。
ウィーラー総裁の「利下げやめるかも」発言いろいろ
2016年の5月くらいにRBNZのウィーラー総裁は「近い将来の利上げは適していない」と発言。このときは利上げなんてないない~的な姿勢だったのですね。
実際、ず~っと利下げばっかりしていたのですが、11月の利下げの後の発言で、インフレ率が目標の2%に向かう自信があるとか、「再利下げが必要とは考えない」とか言い出しました。
その後、12月にもインフレ率については自信満々な発言がありました。
そんなこんなで、
利下げがなくなる=次あるなら据え置きじゃなければ利上げだね
という空気が蔓延してくれば、まだスッキリしないオーストラリアドルよりも買えそうかもしれませんね。
今後のニュージーランドドルと関係ある予定
2月に政策金利の発表がありますよ~。要チェックですね。私のノートから書き写してるので、みなさん各自最新情報を確認してくださいね。
ニュージーランドの予定ざっくり
2月28日 貿易収支
Q4というのは、第4四半期ってことですよ~。2016年の10、11、12月です。ということは、トランプ相場を含んでいる小売売上高ですね。モノが売れれば、物価にも影響してくるので、物価はCPI、ということは、物価目標にも影響あるわけですね。
ニュージーランドが超好きで見られる人は、乳製品のフォンテラ社の入札と貿易収支を一緒に見るととっても楽しいかも?!きゃべつはたまに見るだけにします……。
最近のニュージーランドドルとバイナリーオプション戦略まとめ
オーストラリアドルが強いという話もたまに聞きますが、底力がありそうなニュージーランドドル。
トランプ大統領騒ぎとの関係
遠く離れた場所にあるオセアニア地域。ニュージーランドもオーストラリアも、トランプ大統領騒ぎとは、あまり関係ないのかなと思っていたら、2月2日、例のTwitterでオーストラリアの悪口を書いていた!
ぜんぜん関係ないと言えなくなってきました。
ただ、慣れなのかドル円ですらいちいち反応しなくなってきた感もあります。いちおう、ニュージーランドが名指しされるようなことがあれば、トレードを休んでみるとかは必要かもしれないですね。
バイナリーオプション戦略
乳製品の価格だけで、5分のバイナリーオプションができるかどうか、難しいところですけど、1週おきの火曜にあるようですから、頭の隅に置いておくのもいいかもしれません。ただし速報性がないので、一瞬の勝負でドキドキできなさそうですね。
やっぱり政策金利ですかね~。アメリカの次に上げて来そうな国ランキングでは上位に居そうですから、そのへんで「High」をベースにいつでも参入できるように準備しておこうかな?!
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