雇用統計とは? 為替・金融FX用語解説

よく聞く言葉、「雇用統計」の意味を初心者の方向けに解説しますよ。

「雇用統計」は大人がちゃんと仕事にありつけているかどうか?っていうのを数字にしたやつで、毎月アメリカの雇用統計発表があると為替(ドル円)が大きく動きます。 その理由や内容をわかりやすくまとめてみました。

為替市場の用語集はこちら

雇用統計の基本的な意味


ふつうFXの人が「雇用統計があああああ」というと、日本ではなくてアメリカのことをさします。
リーマンショックのすぐあとでは、すごく重要視されていて、これが発表されるとドル/円がよく動くのでFXの人はトレードしやすかったのですね。

で、アメリカに「雇用統計」っていう経済指標があるわけじゃなくて、いくつかの指標をセットにしてそう呼ばれているのです。

そのうちわけは、下にまとめますね。

雇用統計の英語、似た言葉

似た言葉 雇用統計の中の特に気にされるものをNFPとか言ってるFXの人がいますが、特に似た言葉はないです
反対の言葉 なし
英語 Employment Situation

「えー米失業率と雇用者数と平均時給とあわせたやつが~」っていうと大変なので、「雇用統計」っていってます。

アメリカ雇用統計のうちわけと意味と参考にする数値

雇用統計は、労働省(U.S. DEPARTMENT OF LABOR)が発表します。
うちわけは、10項目以上あるので、日本でFXをする人は全部みているわけではないです。そのときに人気があって為替がよく動きそうなのを見ているのです。
いちおう、最近の人気順にいくつか書いておきます。

失業率(Unemployment Rate) 失業者÷労働力人口x100 中期的な動きを見るときに。ドル/円はまあまあ動くが、最近は雇用が安定しているので為替はあまり動かない。
非農業部門雇用者数(Nonfarm Payrolls、NFP) 農業を除く人たちに給料が支払われているかどうかで就業者数を調査。失業率と方法がぜんぜん違うので注意。 短期的な動きに敏感。ドル/円は昔はよく動きました。
平均時給(Average Hourly Earnings) 時給の平均。 ドル/円を持ってる人にすごく気にされる。理由を下に書いたから見てね。

平均時給が気にされるのは、利上げに関係している


先進国のなかでもガンガン利上げしているアメリカですが、利上げが始まったころから平均時給が気にされはじめました。
その理由はこうです。

政策金利は、インフレ率が上がると上がるのです。(あくまで基本は)
インフレ率って、物価ってことですから、お給料が良ければ高い買い物のするでしょうってことで、
平均時給(お給料、稼ぎ)が気にされるというわけです。

アメリカ雇用統計はいつ発表される?日程の決め方は変!


(図は、米労働省のカレンダー)

ふつうは、「毎月第一金曜日の夜(日本時間)」と覚えておいて問題ありません。
ほんとうは前の月から数えて発表日が決まっているので、たまにずれることがありますので注意。
(うるう年とか)
正しい日の決め方は以下です。

発表する日の決め方 12日を含む週の3週間後の金曜日(米労働省サイトより)
発表時間(夏時間) 21:30(日本時間、夜9時半)
発表時間(冬時間) 22:30(日本時間、夜10時半)

米労働省のカレンダー

アメリカ雇用統計を予想するための2つの指標

だいたいFXの人は、雇用統計の前にこの2つを見ています。
2つとも雇用統計と同じ週の水曜と木曜に発表されます。

指標の名前 意味 発表日時
失業保険新規申請件数(Initial Claims) 失業した人がはじめて申請した失業保険を集計したもの。 毎週木曜日、夏時間21:30、冬時間22:30(日本時間)
ADP雇用統計(Automatic Data Processing) ADPっていうお給料計算の会社が独自でやってる雇用統計。金曜日の雇用統計の予言にはならない。 毎週水曜日、夏時間21:15、冬時間22:15(日本時間)

ADPの雇用統計だけ15分という変な時間に発表があるので、めんどくさい。
金曜日の雇用統計とピッタリなときもあるし、ぜんぜん違うときもある。

でも、この2つは全体像をまったり見ておくには良いらしいです。

雇用統計はFXでどう使われているか?往復びんたが基本?

FXでは昔はよく動いたらしい雇用統計だけど、もうあんまり動かないというのが定説。
リーマンショックの頃(2007年とかそのくらい)には雇用統計だけで100pipsは動いたという話もきいたことがあります。

雇用統計のときの為替の値動き(2018年9月7日)とFX戦略


この上の図が、このまえの雇用統計のチャート。
ドル/円の5分足です。

ちょっと見づらいですけど、青い縦線が雇用統計の発表時間です。
MT4なので、時間は15:30ってなってますけど、これは日本で21時半のことです。

特徴のある動きは2つ。

1、発表前に少しずつ上昇している。
2、発表はよい数字だったので、上がった。しかし、その後翌日午前1時には、急落して「行って来い」(元に戻った)になった。

1では、もしかして結果が漏れていたか、すごく当たる予想をしたところがあったか、どちらかなのかな?と思います。
2では、発表を見た瞬間にはもう充分上がってしまうので、いちど押し目を待ってから買うくらいかな。
2の、翌日の急落はロンドンフィックスの後なので、予想がつきやすい。売りを準備して待つのもいいかも。

というわけで、もう「行って来い」(いってこい)前提の戦略を立てる人が多いです。
最近、よく「行って来い」になるのです。

いってこいとは

雇用統計は、海外バイナリーオプションにどう関係するか?使い方は?

先週、アメリカの雇用統計が発表されたんだけど、「バイナリーオプションやってみた」をやってみるのを忘れましたw
台風来てたし地震あったし停電したし。
被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

雇用統計をバイナリーオプションに使うには

どんなに真面目なバイナリーオプション業者さんでも、為替が大きく動くときにはスプレッドが広がります。

でも、

今の雇用統計くらいじゃもう、スプレッド広がらないんですよね

ということで、雇用統計の動きでわかりやすいときがあれば(行って来いとか)、予想しやすいんじゃないかな?!

使えそうな指標ってことで。

雇用統計まとめと、これからも重要なのかどうか

リーマンショックよりももっと前は、アメリカの貿易収支が重要視されていました。

そのころは、日本の車とかがすごく売れていたので、アメリカの車が売れるかどうかが気にされていたのです。

で、雇用統計がこれからも大切なのかどうかですけど、まあいつまで経っても大切なことは大切なのかと思います。

雇用統計に関係する専門用語解説

雇用統計・・「国民がちゃんと仕事にありつけば、景気はよくなる」っていうことを見るやつ。

海外のバイナリーオプション業者、どこで始めたらよいのか分かりませんよね?

口コミを調べてもイマイチなんだか・・

ここでは私が実際に使った出金経験なども踏まえて初心者向けにランキング化したものです。 

メルマガ配信などがきちんとされていて毎日スタッフさんが身近に感じる・キャンペーンなどが頻繁でサイトが動いている・活性化しているような点も重要ですし(これは実際に登録しないと分からない事ですよね) 

ハイローオーストラリアのように絶対的な信頼を得ている会社の大きさのようなものも重要ですね。 個人的にはハイローのチャートシステムよりも、細かい動きの方が好きなのでそれも考慮に入れています(。・ω・)ノ゙

おすすめのバイナリーオプションランキングです。

1位

244pt

UP

TRADE200

他には無い、ペイアウト率200%の取引「リターン200」で話題の海外バイナリーオプション業者。

2位

889pt

UP

ハイローオーストラリア

倍率2倍!途中売却や出金面で評判高い!

3位

450pt

UP

The Binary

出金条件が低く、初めてのバイナリー挑戦者に人気の業者。
サポート対応も早いので、安心した取引ができることも人気の一つでしょう。

4位

355pt

UP

JETOPTION

きゃべつが使ってるサイトです。 出金の経験もありオススメ度高し


by.海外バイナリーオプションランキング委員会作成。

コメントを残す

サブコンテンツ

バイナリーオプション業者ランキング

業者ランキング

1位 TRADE200
他にはない取引「リターン200」が話題の業者。
2位 ハイローオーストラリア
倍率2倍!途中売却など評判高い!
3位 TheBinary
出金最速の安心業者で今注目!
4位 JETOPTION
キャベツが今使っている業者さんです。
5位 Binary30
旧GMOクリック証券と同じシステムを採用。

バイナリーオプション関連Twitter

このページの先頭へ