SO(ストキャスティクス・オシレーター)の設定の仕方と使い方(トレード・インターセプターPC)
トレードインターセプター(Trade Interceptor)のインディケータ、「SO」(ストキャスティクス・オシレーター)の導入から使い方、FXでの一般的な使い方とBOでの使い方を解説しますよ。(ここでは長いので「トレードインターセプター」をTICって書きますね)
SOは買われすぎとかをみるオシレーターです。
TICを導入していない人はコチラ↓
関連リンク「TIC導入方法」
え、インディケータってなに?っていう人はこちら
この記事の目次
SOの入手方法と基本パラメータ設定
(SOを表示させたところ。要するにふつうのストキャスティクスです)
入手場所とチャートに表示させる方法、英語表記など
チャートの下の「N」みたいな雷みたいなマークをクリック、「Add Indicator」をクリック、一覧が出るので「Stochastic oscillator」を選んで右下の「Add」をクリックすると出せます。
名前(別名) | SO(ストキャスティクス・オシレーター) |
入手場所 | TICに標準装備 |
種類 | オシレータ系 |
英語表記 | Stochastic oscillator |
表示させる方法 | メニューから選択 |
基本パラメータ設定
メニューをもう一度出して、「Stochastic oscillator」の名前の上をクリックするとParametersというのがあって設定できます。
特に変える必要はありません。
period | 14 |
Slowing Period | 3 |
Dperiod | 5 |
Displacement | 0 |
SOの意味、特徴、計算式
MT4などでもよく使うストキャスティクスと同じです。
SOとは
RSIと同じように、人気のオシレータです。
TICだとMT4よりも滑らかに見えますが、基本は同じです。
ダイバージェンスの考え方も使えます。
※ダイバージェンスとは、チャートとオシレーターが反対の動きをすることで、こうなるとトレンドが反転する可能性が高まるといわれています。
SOの計算式ざっくり
(RSIも並べてみました。動きがつるつるしているほうがRSIです)
たとえばRSIは、「最近の値動きに対して今の価格はどのくらいの比率で上がっているか?」というのを出してくれます。
ストキャスティクスはもう少し複雑で、最安値と今の価格の差を使います。
RSIと比べると、ぴょんぴょんと敏感に動き、上や下のほうが尖ったりしやすいです。
RSIと同じで、0から100の間を動きます。
2、次にこれの移動平均に似た計算で%Dを出します。
3、最後に%Dの移動平均線を出します。
SOの一般的な使い方
上のチャートはユーロドルの週足です。
チャートは下値を切り下げて下落トレンドなのに、SOは下値を切り上げています。
これは強気のダイバージェンス(ブリッシュ・ダイバージェンス)といって、そのあと上がる可能性が高まります。
※上昇トレンドのときは上値を切り上げているかどうかでみます。もしダイバージェンスができていたら強気のダイバージェンス(ベアリッシュ・ダイバージェンス)といいます。
(一般的=FXでの使い方)
SOのFX売買
RSIとほぼ同じです。
敏感に動くため、尖ったところに注目してそこを売買シグナルとする人もいますが、ふつうは2本のラインの交差(クロス)が売買シグナルです。
・2本のラインが20より下なら売られすぎ
どちらも、2本のラインが反転して交差したところで売買することになっています。
(売られすぎのときは買いに転換、買われすぎのときは売りに転換)
※ほかに、ダイバージェンスの使い方ができます。
海外バイナリーオプション短期取引での攻略法
短い時間で判定される海外バイナリーオプションなので、売られすぎ買われすぎでトレードしたいですね。
SOの海外バイナリーオプション戦略
上の図は、80と20のラインを黒で引いています。
そこよりも外側に出ているときにうまく交差しながら内側に入っていけば、売買シグナルとなります。
買われすぎのところに緑の縦線を引きました。
青いライン(%K)が先に上に行ってから下がっています。
その次に、赤いライン(%Dの移動平均)が追いかけて交差して下がっています。
交差するまで「下」を買うのを待っているのは遅いように思えますが、信頼できるシグナルとしてはしっかりと交差してからの方がいいです。
また、トレンドが長く続いているときはダイバージェンスになっているかどうかも注意してみておきましょう。
何時間足が使いやすい?
何時間足でも使えます。
短期取引のバイナリーオプションをしているときは、たまに長期(バイナリーオプション用なら1時間足~4時間足)の足を表示して、ダイバージェンスになっていないかどうかチェックしましょう。
SOの総評・まとめ
よく使われているように思えて、軽く扱ってしまいがちですが使いやすくて安心感があると思います。
SOにおける専門用語解説
SO・・ストキャスティクス・オシレーター。RSIが値上がりに注目しているのに対し、こちらは現在の価格と安値との関係を使ってオシレーターを表示させています。なので動きは敏感です。
RSI・・全値動きに対して、値上がりはどのくらいの比率なのかを表示するオシレーター。シンプルな考え方でわかりやすい。
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